今回のカスタムプロジェクトの中核となるのがエアサスだ。そして、エアサスを組む際に最も重要なのが、車高調とエアバックで構成される足回りとなる。
エアサスというのは、あくまでも車高を調整するための装置であり、完全着地を行うためには、まずは足回りをローダウンする必要があるのだが、現行マスタングは既存の車高調を組んだだけでは車高は下がりきらない。
そこで今回のプロジェクトでは、エアサスのメーカーの中でも、とくに足回りに強いユニバーサルエアーが、着地可能なマスタングの車高調をワンオフで製作したのだが、それでも一発OKというわけにはいかなかった。
プロジェクト責任者であるジェットシティの萩原氏曰く「SEMAショーの会場で展示するだけであれば、完全着地させることはそう難しくはありません。しかし、このマスタングはオーナー車両であり、日本の公道を安全に走れる足回りである事が絶対条件でしたから。でも、苦労した分、満足できる仕上がりになりました」
このプロジェクトでは、事前にユニバーサルエアーのスタッフが広島まで赴いて、ベースとなる車両を前にして萩原氏と打ち合わせを行っただけでなく、萩原氏自身も何度も大阪のユニバーサルエアーに出向いて打ち合わせを重ねたそうだ。
そういった積み重ねがあって、マスタングの足回りもついに完成。あとはエアタンクやコンプレッサーといったエアサス関連パーツのディスプレイやオーディオといった内装関連の作業を残すのみとなった。
なお、今後のカスタムは全てジェットシティで内製するそうなのだが、内装関連のカスタムというのは、外装や足回り以上に時間がかかる場合もあるため、ある程度の進行が見えた状態で紹介する。
↓以下、エアサス装着作業のダイジェスト
283,800円
AUDIO&VISUAL
あとづけ屋
183,250円
AUDIO&VISUAL
あとづけ屋
272,800円
AUDIO&VISUAL
あとづけ屋
3,553円
MAINTENANCE
6DEGREES