エアサスを使ったカスタムというと、ローダウンした車両を連想する人が多いだろう。しかし、このマグナムはその真逆、リフトアップ仕様車にエアサスを装着している。
実はエアサスのシステム自体は、ローダウン車もリフトアップ車も変わりない。エアコンプレッサー、エアタンク、電磁バルブ、ホース、エアバッグ、コントローラーなど、使われているパーツは全く同じ。「エアバッグの空気を出し入れして車高を調整する」という使い方も同じである。
リフトアップ仕様とローダウン仕様で決定的に違うのは、サスペンションの仕様とタイヤのチョイス。そして、走るために車高を上げるか、逆に下げるか、である。
この車両を製作したジェットシティ代表の萩原氏いわく「この車両は、エアサスを使ったカスタムのバリエーションを増やすために企画しました。同じマグナムでも足回りを変えることで、同一車種とは思えないほど印象を変えることができる。
マフラーはどうしてもボディサイドの派手な出口部分に目が行くが、実はボディの下回り部分も左右対称に美しく成型されている。
ホイールは20インチのGRIDオフロードホイール。タイヤはフェデラルM/Tで、サイズは前後とも33×12.50R20となっている。
エアサスの調整はリモコンで行う。エアサスコントローラーは『Feel-Air』。フォグランプやストロボのスイッチは天井に設置。
映画ジュラシックパークやサファリパークの巡回車を連想させるルーフレールと一体成型されたリアウインドーガード&サイドウインドーガードは、ワンオフ製作されている。
カスタムというのは自由なものであり、発想次第で無限の可能性が広がっているということを、多くの人に視覚的に伝えたかったんです」
足回りだけでなく、ボディにも個性的なデコレーションが施されていることもあり、このマグナムの醸し出す雰囲気は、これまでのどんなマグナムとも異なっている。
萩原氏の言う通り、カーカスタムという行為に『定型』はないのだということがよく分かる良い見本と言える。
なお、萩原氏によると「このマグナムはエアサスによるリフトアップカスタムの試作品」でもあり、この車両の製作で得られたデータやノウハウを元に、今後は様々な車種で”エアサスリフトアップ”を行なっていくそうなので、リフトアップに興味のある方は相談してみてはいかがだろうか。
装甲車を連想させるゴツい前後バンパーは鉄工所に依頼してワンオフ製作したもの。ジープのフラットフェンダーに近い形状の大型オーバーフェンダーももちろんワンオフである。
マグナム用のリフトアップキットはアメリカにも存在しないので、ロングストロークショックアブサーバー&エアバッグのブラケットはワンオフ製作。アッパーアームやロアアーム、タイロッドエンドなと加工箇所は多数。
ボディの両サイドに突き出たマフラーは、もちろんワンオフ製作したもの。ダミーではなく実際に機能している。チップ部分を取り外さないとリアドアが開かないのが難点だ。
■足回り
・エアサスキット:CANOVER RIDE-STRUT + FEEL AIR
・ワンオフブラケット
・ワンオフロングストロークショックアブソーバー
・アッパーアーム加工
・ロアアーク加工
・タイロッドエンド加工
・調整式パンハードロッド
・ワンオフスタビライザー
・プロペラシャフト取付調整
・GRID 20インチ オフロードホイール
・33×12.50R20フェデラルM/Tタイヤ
・インナーフェンダー加工
■エクステリア
・サンドカラー&ブラックオールペイント
・前後ワンオフバンパー
・ワンオフブッシュバー
・ワンオフオーバーフェンダー
・ワンオフルーフレール&リアガラスガード
・ヒッチキャリア
・社外ヘッドライト
・社外テールレンズ
・フォグランプ
・フラッシュライト
・フロントグリルレス加工
・ワンオフサイド出しマフラー
19,404円
PERFORMANCE
6DEGREES
19,998円
PERFORMANCE
6DEGREES
3,480円
MAINTENANCE
GDファクトリー千葉店
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES