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特集 SPECIAL ARTICLES アライメント調整の必要性 vol.2ローダウン&リフトアップ車は必至

アライメント調整の必要性 vol.2

厳密に言えば、ノーマル車でもいずれ調整が必要

アライメントは、直進安定性、高速走行時の安定性、ハンドルの応答性、右左折時のハンドルの復元力、ハンドルの左右の重さの違い、加速時、減速時のハンドルの取られ、路面のわだちに対しての直進性……etcにただいなる影響を及ぼす、足回りの最重要課題である。

更新日:2014.10.13文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力

クワッドドライブ
TEL 048-281-5853 [ホームページ] [詳細情報]

だからこそのノウハウが必要になる

 そうした状況において、クワッドドライブでは、タイヤ交換作業からを自社で行い、ローダウン等のチューニング後に、さらに自社で適切なアライメントを取ることを可能にしたのである。

 クワッドドライブ横に位置するワールドタイヤサービスは、タイヤ交換に絡んだタイヤ部門を司り、そしてクワッドドライブでは林氏自ら腕を振るうチューニングメニューを施工。そしてこれまでの経験に基づいた技術的データをもって、アメ車に特化した最適なアライメント調整を行い、最終的に林氏自らによるテストドライブを経て納車される。すなわち、アメ車の足回りに関するあらゆる内容を適切にこなすことができる、日本唯一のショップなのである(車両状況、チューニング内容を把握しているからこその適切なアライメントである)。

 「アライメントというのは、じつに奥が深い作業です。とくに必要とされるデータが豊富にあり、そのデータに対する技術的なノウハウとそれを実行するための機材が必要となります。だからこそ他社に任せるショップの方々が多いのだと思いますが、弊社はタイヤサービスをやっていることもあり、さらに高度なレベルの足回りを求めるユーザーが多いということで、最先端設備を導入し作業を進めています。しかも、最後は人間の感覚での確認作業も必要となりますので、複雑かつ手間のかかる作業なのです」

 筆者は、かれこれ15年以上アメ車関連のショップ巡りをしているが、ここまで整備やチューニングに真摯に向き合っているショップを見たことがない。使用されている機材に関しても、テスターから今回取材しているアライメント測定器に至まで、常に最新バージョンが導入されており、それを適切に使いこなす。だからこそ、その設備に応じたユーザーが増え、そしてまた新たな機材導入を繰り返すといった相乗効果によって、日々進化しているのである。
測定後の現状のアライメントがモニターに映される。それを見て、異常の原因とともに調整内容を思考する。今まさに病状を診断する医者のごとくである。
この測定器の素晴らしいところは、あらゆる車両の基準値がデータベースとしてインストールされているところ。そしてその基準値をベースに、クワッドドライブとしての過去の経験値や作業データを組み合わせ、一台一台セッティングしていくことになる。作業後の実測スペシャルデータを、保存しておくことも可能である。
話を元に戻して、ここからはデモンストレーションへ。測定器の上で車両を前後に動かし、CCDカメラによる最先端の計測が行われる。
測定画面の指示により、人間の手で車両を前後させる。だが、それだけでこのハイテク計測器には十分ということだ。
測定器を使用し、短時間で測定したデーターが3次元的な画面表示で現れる。今回はデモンストレーションということで、この段階での異常は認められないが、本来、ここで異常が見られた場合は、ここからメカニックによる調整の実作業に入り、調整と確認を繰り返すのである。そして最後に試乗し、最終確認へと流れるのである。
ひと昔前の話だが、「アメ車だからね…」というひと言でで何でも済まされた時代があったと聞くが、実際にはそんなはずはなく、ただ知らないか、やらないか、もしくはできないか、のどれかであり、当たり前だが、アメ車でも調整すれば普通にまっすぐ走るようになる。アメ車の質が上がっているだけに、同時に整備やカスタムの質を上げていき、「快適で有意義なアメ車ライフを過ごしてもらいたい」と林氏は語る。
こちらは他車の作業模様。上は旧エスカレードのアライメント作業。ホイール&タイヤ交換と車高を純正位置への戻しを行い、調整へ。中がダッジラムトラック。ブレーキング時に左に流れる症状を調整中。下はタンドラのリフトアップ後にアライメント調整を行っている。ブロックタイヤだが、高速や一般道でも片手で楽々運転でき、右左折時にステアリングから手を放すとしっかりと直進状態に復元するようになっている。

カスタムも「質」が問われる時代

 ということで、今回新たに導入されたアライメント測定器のデモンストレーションを行ってもらい、アライメントの必要性について語ってもらった。ちなみに、この測定器の素晴らしさは、測定の正確性と短時間での診断が可能ということ。さらに作業性が良いということであり、この機材を使いこなせれば、それこそ的確な測定と調整を短時間で済ませることが可能になるのである。

 まず一般的な話としてアライメントの変化(狂い)っていつ起こるのでしょう?

 「普通に考えれば、ノーマル状態ではない仕様にしたときでしょう。たとえばローダウンやリフトアップ、さらにはタイヤサイズの変更とかですね。あと、当然ですが車両事故です。ですが、厳密に言えば、ノーマル状態のままでも走行距離がかさんで各部の機能(ブッシュ、ショック)が劣化すればアライメントは徐々にですが狂ってきますし、単純なタイヤ交換作業でも狂いは生じます。ですので、その状況に応じたアライメント調整が確実に必要となるのです」

 アライメントが狂っているとどういう症状がでるのでしょう?

 「具体的にはハンドルが取られる(まっすぐ走らない)、ステアリングに振動が出る、ハンドルを切った後戻ってこない、タイヤに偏磨耗が起きる…、それぞれが同時に起きる場合もありますし、どれかが起きている場合もあります。ですが、大きく分けてこの4つくらいが分かりやすい症状でしょう」

 まっすぐ気持ち良く走れないことは、ドライバーにとって不快以外の何ものでもないし、偏摩耗としてタイヤに障害を与えることになる。さらにタイヤにまつわるトラブルが起きれば、当然寿命が縮まり燃費効率も悪くなるわけだから、アライメント調整は必須になる。

 ちなみに余談だが、アメリカ本国から並行車として輸入されたアメ車は、本来アメリカの道(右側通行、右傾きの道路用セッティング)を走るためのアライメントとなっている。右側通行、右傾きの道で真っ直ぐ走らせるには平坦な路面では若干左に流れるセッティングにメーカー出荷時点で調整されている。よってそのまま日本の道路を走れば、当たり前だがまっすぐ走らない。

 具体的には、ステアリングをまっすぐの状態で保持しても「左、左へ」と流れていくので、常に右にハンドルを切りながら走行している場合が多い(当然ながら、アライメント調整によって修正する必要がある)。

 「近年、アメ車の高性能化によって、価格や車格にまで変化が生じてきています。つまり高級車としての資質を持ち合わせるようになってきたと言えるでしょう。だからこそ、そうしたアメ車に手を加えるには、それなりの知識と技術と道具が必要になるのは当然のことであり、乗り手の方々もアライメントにまで意識が回るようになってきているのだと思います」

 カスタムも当然ながら「質」が問われる時代になってきている。だからこそクワッドドライブで足回りをチューニングすれば、アライメントチェックは当然必須項目に含まれているのである。足回りに何らかの不満を抱えているアメ車は、一度アライメント調整について検討してみると良いだろう。
まったくの余談だが、デモンストレーションに使用した車両は、到着したばかりの新型エスカレード。さすがにアライメントは数値上の範囲内に収まっていた。
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