現代の車両、具体的には2015年以降の新車は、初期トラブル等を含む予想外の故障が起こらない限り、定期的な油脂類の交換を行っていれば5年くらいはビクともしないだろう。
もちろん、機械であるから100%断言できるということにはならないが、毎日の足として、そして週末の長距離ドライブをする程度においては、3年3万キロくらいは普通に走るはずだ(もちろん予期せぬマイナートラブルはあるかもしれないが)
走り方にもよるが、最初の車検でもちろん油脂類を交換し、各部の点検、さらにタイヤやブレーキの残量チェックを行い、消耗していれば交換するだろうし、バッテリーも交換もあるかもしれない。
だが、そうしたチェックをしっかり行った上で、タイヤもブレーキも「まだ大丈夫」ということになれば、次の車検の5年5万キロまでも普通にいけるだろう。
要するに、「新車から5年程度」というのがキーワードになるのである(先日伺ったジープディーラーでも同じようなこと言っていた)
2018年にモデルチェンジが行われフロントマスク等に変化がもたらされた。エンジンパワーも向上している。旧モデルよりも「アグレッシブさ」を前面に押し出したスタイルである。
4シーターオープンのスタイルの美しさは何物にも代え難い。
一方で、ある自動車評論家さんが、「車両購入においては中古車購入が一番のお得」と語っていたことが忘れられない。新車を買えば、仮に3年で売ったとしても安価な売却額で損をする(もちろん、こういった売却額を気にしないような裕福な方々はどんどん新車を買って欲しいが)。
それでいて、クルマはまだまだ十分元気に走るわけだから、売った本人は損をして、そのクルマを次に買ったセカンドオーナーこそが得をする」という。だからそうした「程度の良い車両のセカンドオーナーを狙おう」という理論。
なるほど! 確かにその通りかもしれん。筆者の友人がBMW220iクーペに乗っているが、彼は2年落ちの中古車を約320万円(現在の新車価格553万円)で購入したと言っていた。
まさしくその理論通りに事を進めたわけで、同時にクルマは今も絶好調というから、しっかりした販売店で保証付の車両を購入するといった点を守ることで、新車を買うよりも安価にBMWを楽しむことができているというわけである。ちなみに、弊社田中は安価過ぎる個体を買うから常に苦しんでいるが(笑)
幌を閉じた状態でのスタイルも洗練されている。幌の作りが非常に良いため、日本の気候でも問題なく走れるだろう。
幌のリアガラスは熱線入りで、視認性もそれほど悪くない。約10秒足らずで開閉可能だ。
室内頭上の幌のロックを外し、コンソール頭上にある幌の開閉ボタンを押すこと約10秒足らずで開閉が可能。操作中は、ずっとボタンを押したままの状態を維持する必要があるが、現段階では最高に簡易的な方法である。
オープンカーの楽しさを知ったら人生が変わるかも! しかも大排気量V8NAエンジン搭載。そのくらい大きな影響を与えてくれる。
で、このような上記の理論に近い車両をアメ車ベースで展開しているのが「BCD」ということになる。
例えば2019年型フォードマスタングV8コンバーチブルは、4300キロ走行で618万円である。要するに2年落ちの中古車。だが、今このマスタングのV8コンバーチブルを新車で購入し直輸入すれば、およそ750万円(税別)くらいの費用が必要になるだろう。
さらに4300キロ走行ということで、年1万キロも走っていないわけだから、クルマの消耗度は確実に低い。そして新規3年登録になる。
BCDの場合、現地アメリカ、カリフォルニアにBUBUの支社があり、そこが車両の事故の有無、走行距離、インテリアの消耗度等を精査し購入。そして現地で100キロ程度試走し、現地ディーラーにて履歴をチェック&必要があればリコール等の整備を受けて日本に輸入されているから、そこらの中古車とは明らかに質が違う。
「何か瑕疵があれば隠して売ってしまおう」というショップがある一方で、「何かあった大変だから、すべてチェックし何も起きそうもない車両を売ろう」というのがBCDであるから、商売としての考え方からして全く違うわけである。
2017年までの5リッターV8は、435hp、最大トルク400lb-ftを発生させていたが、2018年からは燃料噴射等の変更により460hp、最大トルク420lb-ftへと進化している。大排気量V8NAエンジンらしい気持ちよさとサウンドを備えている。
2シーターでは味わえない開放感とラグジュアリー感に満ちてるのが4シーターオープンの魅力。それでいて幌を閉めている時はしっかり密閉感が味わえるから慣れてしまえば最高の1台。
ブラックアクセントパッケージが装着され、エンブレム、リアスポ、19インチホイールがブラックにペイントされている。
屋根を開けて走らせれば、毎日走る道の景色が変わって見えるかもしれない。そのくらいの「変化」をもたらしてくれる(写真はイメージ)
で、そういった車両を購入する場合に、BCDならフィフティプラン(50プラン)という独自購入プランがあるから、なお買いやすい。フィフティプランとは3年後の下取り価格50%を保証するというもの。
だから、この売価618万円となっているベロシティーブルーのマスタングV8コンバーチブルが、ざっくりだが3年309万円で乗れる(税金、諸費用は別途)。
それでいて2年落ちの4300キロ走行だから、エンジンも車体もサスペンションもまだまだこれからといった状態である(3年乗っても計5年車となるから、今時の車両であれば3年後でもビクともしないだろう)。
で、万が一、予期せぬマイナートラブルが起こったとしても、保証期間範囲であれば保証でしっかり直せるわけだから、BCDの車両が売れまくっているのは、まさしくそういったもろもろの安心感によるものである。
さて、2019年型マスタングV8コンバーチブル GTプレミアムである。ちょっと濃いブルーメタリックのボディカラーに、ブラックレザーのインテリア。各部のステッチにブルーが施された非常にオシャレな1台である。
ボディは、ブルーの外装色に対し、ブラックアクセントパッケージが装着され、エンブレム、リアスポ、19インチホイールがブラックにペイントされている。
搭載エンジンは、何度も述べているが、5リッターV8で460hp、最大トルク420lb-ftを発生させる。それに10速ATが組み合わされているから、パワー感がありながらも現代的な多段化ATによるきめ細やかな走行フィールが得られるわけである。
日本におけるコンバーチブルといえば、マスタングやカマロも直4エンジンを搭載した2リッター、もしくは2.3リッターモデルがメインとなっている感がある。だが、アメ車の醍醐味といえば大排気量エンジンであり、またコンバーチブルでもあるから、両者を持ち合わせた車両こそがアメ車ファンの求める理想のオープンカーとなるはず。
インパネの質感は十分に高く、装備品の豊富さにも満足感は高い。くわえてステアリングやシフト操作の硬質感等、世界基準の品質に溢れている。特に電動パワステは一段とフィールが良くなり、ATシフトのガッチリ感とカチッとした操作フィールは高級車そのもの。満足感も高い。
組み合わされる10速ATは現状最先端の多段化ATとなる。パドルを使用したマニュアルモードもあり、シフトレバーを「D」から「S」に切り替えることで使用可能。
2018年からアナログメーター以外に液晶のデジタルメーターがオプションで装備可能となっている。現車にはそのオプションのデジタルメーターが付属していた。
それでいて、日本においては高年式のV8コンバーチブルがあまり存在しないということで、BCDは積極的にマスタングV8コンバーチブルを取り扱っているのである(直4モデルも当然扱っている)。
あと1か月もすれば桜も満開になり、屋根なし車両の本領発揮となるだろうから、今から仕込んでおくのが良いと思う。絶品のV8サウンドを轟かせるマスタングV8コンバーチブルに乗れば、近場の街中を走っただけでも刺激的でありきっと満足できるに違いないのである。
取材時には、このブルーのV8個体の他にブラックの直4モデルも在庫されていた。
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