2005年に登場したC6コルベットだが、すでに6年の歳月を経て街中で見る機会も俄然多くなってきた。中でもZ06は、極めて高いスポーツ性を有した生粋のアメリカンマッスルスポーツであり、多くのコルベットユーザーの憧れでもある。特にグラマラスかつアグレッシブなフロント、リアフェンダーからは、「速さ」をアピールするオーラがまじまじと感じられ、一目した見ただけでも、「違い」が感じられる存在である。
だが、Z06に乗るためにはいくつかの障害があるのもまた事実である。まず、価格。そして7リッターエンジンをMTで操作するという男気。C6ユーザーの中には、穏やかにそのハイパーフォーマンスを楽しみたいという方々が多いにいるはず。だからこそのATであり、タルガであり、コンバーという設定があるのである…。
Z06のハイパフォーマンスをATで味わいたい。けどもしそれが無理でもあのカタチ、迫力だけでも味わえたら…。つまりZ06ルックの存在である。
ジェットストリームブルーのエンジンカバーが、ボンネット内を飾る。非常にお洒落な演出だ。
シルバーカーボンで製作されたラップインテリアやアルミニュウムシルバードアトリムなど、トータルコーディネートが効いている。
ブラックナッパーレザーとアルミニュウムシルバーでデザインされたカスタムレザーシートは、幌を開けたときに抜群の威力を発揮する。
Z06 STYLE BODY KITは、フロントバンパー、フロントワイドフェンダー、リアワイドクオーターの3つのパーツからなる。
ここで紹介している、眩しいくらいに鮮やかなブルーのコンバーは、ファイヤーボールズが制作したオリジナルZ06スタイルのボディキットを装着した1台。08年当時の純正色、ジェットストリームブルーを基調に、アクセントカラーとしてアルミニュウムシルバーを散りばめたそれは、非常に美しく洗練された雰囲気を漂わせる。
Z06純正のフェンダーはカーボンだが、こちらは樹脂性。だがその完成度には微塵の破綻もなく、パーツ自体が日本国内で制作されていることもあり、フィッティング及び取り付け作業も見事フィニッシュ。まるで純正のZ06コンバーチブルを彷彿とさせる出来映えである。
また、ボディキットだけでなく、エクステリア、インテリア、そしてホイールにいたるまで、トータルでコーディネートされていることも、魅力を向上させている要因である。幌を開けてもアクセントカラーのシルバーが利いており、アメリカセレブ御用達のホイール、360°FORGEDには、リムをジェットストリームブルー、センターディスクをマットブラックで塗り分ける等、Z06ボディをコンバーチブルで乗るために必要なゴージャスな雰囲気を、ひとつのカタチとして提案している。
Z06のボディをまといながら、そしてそれに似合う内外装のカスタムを楽しみながらATで安楽にコルベットのスポーツ性能を楽しむというのも、これからの時代にマッチしたアメリカンマッスルの楽しみ方のひとつであるだろう。
360°FORGED SPEC5の20インチホイールは、リムとセンターディスクのカラーリングを塗り分けている。奥に潜むブレーキはZ06用が使用され、フロント6ポッド、リア4ポッドのドリルドローターが装備される。
バサーニのエグゾーストシステムやシルバーカーボンのエアーインテークシステムが、Z06の造形美にさらなる華やかさとオリジナリティをもたらしている。
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES
35,530円
EXTERIOR
6DEGREES
8,151円
MAINTENANCE
6DEGREES
2,090円
MAINTENANCE
6DEGREES