更新日:2013.10.02
文/椙内洋輔 写真/兵藤冬樹
発色の良いライムグリーンメタリックの絶妙な輝きとリア周りのオーバーフェンダー化、そして見事なスムージングが美しい中野さんのアストロ。他にも独自加工があしらわれたサイドマフラーやスポーク内側にペイントが施されたホイール、ボンネットのピンストライプ等見どころ満載の1台だった。アストロオーナーはいまだに多く存在するが、こうした気合いの入ったアストロを見ると、クルマとしても素材としてもまだまだ十分通用することがわかる。
鈴木さんのダッジ・チャージャーは、鮮やかなボディカラーとブラックのコントラストが鮮やかな、珍しいデイトナモデル。一見フルノーマルに見えるが、ホイールはSRT8の純正品をベースに黒のペイントを取り入れたオリジナル仕様の様子。先代チャージャーと言えばSRT8が人気だが、こうして見るとR/Tモデルも悪くない。5.7リッターV8でパフォーマンスも文句なしなのだ。
つややかなブラックのボディに、ムラサキとイエローのフレイムスで抜群の存在感を放っていた北さんのデュランゴ。そのアピアランスは見事なもので、より大型のフルサイズSUVにも遜色のない「派手さ」を備えていた。ホイールはMKWで、こちらもブラックとレッドのツートーンでコーディネートされたオリジナルペイント仕様。こういうカスタムはホイールを選ばず、自らのセンスによっていろいろアレンジできるので、今後も増殖するでしょうね。また、バンパーフロントリップやテールゲートのエクステンションなどにもぜひご注目ください。
田端さんの愛車は2009年式の黒いダッジ・チャージャーSRT8。ボディサイドを飾る赤いラインが、1970年代のプリマス・クーダやダッジ・チャレンジャーR/Tあたりを思い出させる。ホイールは純正そのままのようだが、赤い塗装はもちろんオーナーのオリジナル。ホイールナットに合せて「SRT」のロゴを黒でコーディネートするなど、ディテールも頑張っている。いろいろ見てきたが、こういったラインをカスタムするチャージャーを初めて見た。雰囲気があってかなり雰囲気がありましたね。
いかにも良き時代のアメリカン・ハイパフォーマンスセダンという趣を感じさせる板倉さんのシボレー・インパラSS。水をはじくボディといい、綺麗な状態を保ったホイールといい、オーナーさんの愛を感じさせる1台だ。アメ車ワールド読者の皆様なら既にご存知かもしれないが、「SS」というのはシボレーの高性能車が使用する伝統のモデル名。こちらのインパラは、コルベットにも使われた往年の名機「LT1」を搭載していた。板倉氏のこの車輌も、等HPにて過去に取材しているが、いまだにキレイな状態を保っていた。個人的にも超好みな1台だけに、良き状態を末永く維持して欲しい。
オーバーフェンダーとカーボンのリアウイングが「ホンキ気度」を感じさせる鹿島さんのコルベット。もちろんそれはこけおどしではなく、エンジンにはC6コルベットZO6が採用する7リッターV8OHVのLS7を搭載。オイル循環はもちろんドライサンプだ。足元は、ハンコックのレース用タイヤ「ventus TD」に、APレーシングのブレーキの組み合わせとなっている。筆者的には、C5コルベットにあえてC6のLS7を搭載した、その気概を評価したいと思います。クルマのオーラがハンパなかったし。
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