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[試乗記]

究極の現行カマロ・トップモデル、遂に本国での発売開始

2018 シボレーカマロ ZL1 1LE (CAMARO ZL1 1LE)

名実ともにスーパーカーの仲間入り

カマロのトップモデル・ZL1のさらなるバージョンアップモデルZL1 1LE がついに発売開始となった。

更新日:2017.09.22

文/椙内洋輔 写真/ゼネラルモーターズ

ノーマルのZL1でも相当なポテンシャルだが…



 痺れるほど研ぎ澄まされた鋭角ボディに熟成の6.2リッターV8スーパーチャージャーエンジンを搭載。GMが満を持して搭載した初の10速ATも組み合わされた6代目カマロのハイパフォーマンスモデル、シボレーカマロZL1。

 この6代目ZL1は、6.2リッターV8LT4エンジンにて650hp、650lb-ftを発生させ、旧型比200ポンド(90kg)軽量化されたボディを超高速にて走らせる(アクティブレブマッチ付きの6速MTもあり)。

 そんなシボレーカマロZL1は、昨年難所サーキット・ニュルブルクリンクの北コースを走りラップタイムが7分29秒60であったことを発表している。

 この記録は、旧ZL1よりも11秒67タイムが向上していることを意味し、たとえば997世代のポルシェ911GT2やターボS、GT3 RSよりも速いラップタイムを刻んでいた。くわえて最も重要なライバル、シェルビーGT350(7分32秒19)よりも2秒59速かったのである。

 だが、シボレーはZL1に対してさらなるバージョンアップを行い登場させた。それが ZL1 1LE である。

 1LE とは、通常のカマロにも設定されるオプションコード。マニュアルギアモデルをベースにサーキット走行を視野に入れた足回りチューニングを主な内容としており、ZL1にもそのオプションが適用されるようになったというわけである。

 上記動画をみてわかるようにトラック走行に照準をあわせたスーパーマッスル。歴代モデル随一の走りとコントロール性を併せ持つ。

本国にてついに発売が開始されるカマロZL11LE。その凄さは下記の動画を見れば少しは分かるはずだ。近年の箱型マッスルカー随一の走りとコントロール性能である。

 そんな ZL1 1LE は過去、難所サーキット・ニュルブルクリンクの北コースを走りラップタイム計測した。その結果が7分16秒04。通常のZL1よりもなんと13.56秒速いタイム記録。ちなみに過去計測したZL1は10速ATで、このZL1 1LE は6速MTとの違いはあるにせよ、10秒以上の差が出たことに驚きを隠せない。

 なお、ZL1 1LE には空力性能を向上させるためのカーボンファイバーリアウイングやエアディフレクター等が装着され、マルチマティックDSSVと呼ばれる新しい磁気ダンピング制御サスペンションが装備されている。そしてタイムアタックに使用したタイヤはグッドイヤーイーグルF1スーパーカー3Rサマータイヤ(すべて1LEの通常装備)。

 この7分16秒04というタイムは、フェラーリ488GTBやランボルギーニアヴェンタドールLP700-4、ダッジバイパーACRたちよりも速いタイムであり、ZL1 1LE が名実ともにスーパーなアメ車の仲間入りを果たしたことを意味している。

 と同時に現行カマロのベース車としてのポテンシャルの高さとGMのチューニング技術の凄さをも示しているのである。

 カマロZL11LEは、このままの状態で3000万以上するスーパーカーたちをも蹴散らすことが可能なんて、箱型のマッスルカーが好きな方にはたまらない最高の1台だろう(MTドライブが可能な方のみ)。

 このマシンに見合うドラテクを持っているならば、上記動画のような自由自在の走りが可能なわけである。

このスタイルにさらなる後付けパーツは必要ないだろう。恐らく日本に持ち込めば1000万円超の札束が必要になるだろうが、それに見合うだけの性能をもたらしてくれるはずだ。

<関連記事>
>> 2017 シボレーカマロ ZL1 (CAMARO ZL1) を見る
>> 2018 シボレーカマロ ZL1 1LE デビュー (CAMARO ZL1 1LE) を見る


上記ラップタイムを記録したときの動画です。

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