先月、広島へ出張に行った際に、お店の社長が妙な金属製のパイプを燻らせてるのを見て、「何ですそれ? 水タバコみたいなヤツですか?」と聞いたところ、「いや、これは電子タバコです。今、欧米で凄い流行ってるんですが、ご存知ないですか?」との答え。
もちろん私も電子タバコの存在くらいは知ってたんですが、その社長が吸ってたパイプは私の知識にある日本の電子タバコとはかなり形状が違ってたんですよね。なんか3万円くらいする高級品だそうで、デカくて見るからに高そうで。
どう見ても「健康のために禁煙する」という思考とは無縁に思えるタイプの人が、電子タバコみたいなものを吸ってるのが凄く不思議に思えたもので、私は、その方に色々と話を聞いてみたんですが、これがなかなか面白そう。
だけど、その社長が使っていた電子タバコは、前記した通りかなりデカくてゴツくて、携帯するのは大変そう。「さて、どうしようかな?」と思っていると、「知人の業者から付き合いで買った電子タバコが何セットかあるので、お譲りしましょうか?」とのこと。それがここで紹介している『EVOD』という製品です。
お値段はシガレットタイプの本体が2本と充電器、予備の電熱線なんかが入ったスターターキット+リキッド(ブレーバーとかジュースとも言う)2本で1万円ポッキリ。1日に1箱のタバコを吸えば、月に1万円以上は普通にかかりますからね。もしこの電子タバコがきっかけで減煙や禁煙したとしたら、安いもんでしょうということで買いました(笑)
実は私は電子タバコは初めてではないんですよね。昔、タバコが一気に値上がりした時に、その辺のコンビニで売ってた3000円くらいの電子タバコを買った事があるんです。でも、その時は1、2回使っただけ。気が付いたら無くなってました(笑)。
なんというか、「ちょっと大きい禁煙パイポじゃん」という感じで、全く良いと思わなかったんですよね。
でも、そんな経験があるにも関らず、今回何故私がまた電子タバコに手を出したのか? ま、単純にフィーリングが働いたというのが正直なところなんですが(笑)。
具体的に「良さそうだな」と感じたポイントとしては、色んなリキッド(液体)を気化させて吸う『Vape』と呼ばれる現在の電子タバコの方式が「悪くないかも?」と思ったんですよね。これって要するに一種のアロマテラピーとも言えるし。
日本国内じゃ薬事法とやらの関係で販売も購入も出来ないけど、個人輸入するのであれば『ニコチン』入りのリキッドも手に入るという話も興味をそそられたし。タバコで有害なのはニコチンじゃなくてタールという認識があったし。昔、「人はニコチンのためにタバコを吸い、タールのために死ぬ」とか、そんなコピーありませんでしたっけ? ま、この辺の健康関連のネタをあまり書いてしまうと墓穴掘りそうなんで止めときますが(笑)。
あと、リキッドをブレンドする事で、好みの風味をテイスティングしたりとかってのも、若い頃に喫茶店の雇われマスターやってた経歴のあるコーヒー好きの私には刺さったし。コーヒーとか紅茶って色々とブレンドする楽しみあるんですよね。余談ですが(笑)。
あとは、ギミック? 分解して充電したり、リキッドを注入したり。吸い口の部分を交換したりも出来るみたいだし、携帯用のケースを探したり自作したり、いわゆるDIY系の楽しみ? あと、リキッドのボトルを保管したり机にディスプレイしたり、なんか色々と楽しめそうな気がしたんですよね。
私が喫煙するのは身体的依存よりも精神的依存の方が強いというか。例えばライターに凝ってた時には、ジッポーにオイルを足したり石を替えたりという行為自体が好きだったし、あの『カチン、ボッ!』と点火する動作が好きだったり。シガーケースに凝ったり、逆にソフトケースにコダワってみたり。子供の頃からルパン三世や次元大介がタバコ吸ってるシーンが好きなんですよね(笑)。
タバコって要するにアイテムなんですよね。重要な小道具というか。ま、ニコチンやタールに対する依存もあるにはあるんだと思うんですが。そういう意味では、今のVape方式の電子タバコって、使い方によってはホントにタバコの代わりになるかな?と。ま、そんな風に思ったわけなんですが…
このスターターキットを手に入れて約2週間ですが、禁煙できました。あっさりと(笑)。ついでにアメリカに新しい電子タバコと色んなリキッドを注文して、もう既に何個か届きました。ニコチン入りのリキッドも試しましたが、なかなか良い感じです。はっきり言ってかなり楽しめます。で、あんまり良かったんで、なんかちょっと書いてみようかな?と(笑)。
330,000円
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