優れた材料、エンジニアリング、そして製造方法にこだわる、世界でも有数なホイールであるHRE。そんなHREのニューカラーが売れているという。もちろん、こういったカラーを好むのはJラグ系(国産)カスタムの人達が中心であり、アメ車オーナーのような高級嗜好、スポーツ嗜好の方々には、クリアーカラーやスモークカラーのもっとシブイ色が売れているというのだが。
最近のHREのデザイン的な特徴は、構造的には1ピースの鍛造ホイールであること。デザイン的にはスポークサイドの削り込みが最大の特徴で、しかも強度を出しつつ、軽量化も行われている。同時にリムの部分の二重、三重の段差などの凝りよう。鍛造削り出しならではの繊細なデザインと手間を惜しまない加工が最大の特徴なのである。
写真のブラッシュドレッドはP44SCである。SCのCはコニカル(ランドしている)という意味で、2012年の夏モデルとなる。このP44SCにはディスク部分のアール(ラウンドの大きさ)が3種類あり、ブレーキのキャリパーの逃げを考慮したものとなっている。
■ハイパッド/アールがない、まっすぐなディスク(スポーク)。ラウンドしていない、ビッグキャリパー対応(とくにフロント用として)
■ミディアム/ディスクがハイとローの中間のラウンド
■ローパッド/アールがきつい。基本はキャリパーが小さいリア用。
写真のP44SCはローパッドの20インチの11J。カラーはブラッシュドレッド(=キャンディレッド)となる。他に15色が標準でセレクト可能であり、さらにオプションカラーが7色もある。今回のブラッシュドレッドはオプションカラーである。20インチの標準価格が26万4600円(1本)。それにブラッシュドレッドのオプション料金が2万8350円(1本)で、つまり合計で29万2350円(1本)となる。このP44SCのメインターゲットはストリート、スポーツセダン、クーペ、スポーツカーであり、HREの19、20インチのラインナップの中では最も軽いホイールである。
一方、ブルーはP47SC。カラーはブラッシュドアクアでこちらもオプションカラー。大きさは20インチの9Jとなり、20インチの標準価格が26万4600円(1本)。ブラッシュドアクアのオプション料金が2万8350円(1本)となる。つまり29万2350円(1本)。ターゲットはP44SCとほぼ同じであるが、こちらはキャリパーやローターをアピールしたい人向きだという。スポークの間が広く、中がよく見える形状だからである。
ホール数は3、4、5、6穴でもOK。ピッチ(PCD)、オフセットはオーダー出来る。設定範囲内で1mm単位で調整可能だ。アメ車であれば現時点でほぼ全てのモデルのオフセットデータが揃っている。
コニカルしてる(ラウンドしてる)今風のデザインや色に遊び心あるなど、昔ながらの硬派なHREに違和感を感じるかもしれないが、実は大好評なのだという。
ブルーのP47SCは、スポークの間が広く中がよく見える形状。したがってキャリパーやかローターといったビッグブレーキをアピールしたい人に人気とのこと。
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES
35,530円
EXTERIOR
6DEGREES
8,151円
MAINTENANCE
6DEGREES
2,090円
MAINTENANCE
6DEGREES