2012年型のマスタング。搭載エンジンはV6でディーラー車。そしてカスタマイズが施されているが、その際立つポイントがオーバーフェンダー。
比較的安価な価格帯で雰囲気を一変させるオーバーフェンダーを手がけるのはカレージダイバン。新旧どちらのマスタングにも対応可能ということである。
ガレージダイバンといえば、東京江戸川区に店舗を構え、千葉に自社工場を持つ創業20年以上の老舗ショップ。千葉の工場では、日本中からのメカ的整備の依頼対応を行っているのと同時に板金整備も行っており、事故車の修理等でも非常に名高い。
そういった板金技術の高さを生かすためにもオーバーフェンダーの装着カスタマイズを提案している。
「フェンダー自体は5万円程度の商品ですが、きっちり装着するためにはやはり板金の技術が必要になります。千葉工場の技術をもって、改めてマスタングに装着し提案してみようと考えました」と宮國代表。
今回取材にV6マスタングには、オーバーフェンダーを装着し、ラグジュアリーなホイールを組み合わせている。
2012年型のマスタングV6。旧型は2013年でシェルビー顔に変化しているが、その年代のマスタングにフェンダーをつけたら、また雰囲気が変化しそうで楽しみ。
この2012年型もリアからの眺めが非常に良い。アグレッシブ。装着するフェンダーとホイールとのチョイスで楽しめそうなパーツである。
無論、装着状態に違和感なし。シッカリ装着されている。
間近で見るともっとよくわかるのだろうが、「シッカリ付いている」。素人目にもそう分かる取り付け精度の高さ。装着にこだわらなければ、マスタング自体の質をも低めてしまうはずだから。ダイバンはそのへんもよくわかっている。
「マスタングはまだまだ人気がありますし、現行型の中古車はまだまだ400万円から500万円を越えるモノが多い。ですが、旧マスタングはV8、V6とで価格は変わりますが、それこそ200万円台で入手可能なモノも多くあります。そう言う意味では、今こそ旧型マスタングに乗って欲しいですね」という。
人気の秘密は、個性的なデザイン。いわゆる復刻デザインがいまなお魅力的であること。さらにメカ的な信頼性の高さ。それはディーラー車が多いということにも繋がり、まだまだ良質車が手に入る素地がある。BOSSやシェルビーともなると消耗や事故といった心配もつきまとうが、ノーマルV6やV8ではそこまでの緊張感はなくとも車両が手に入る。
といった流れのなか、ダイバンは当たり前のように旧モデル対応のオーバーフェンダーを展開している。
今回取材に持ち出した2012年型V6は、ワンオーナーのディーラー車、かつフルノーマル車。2012年型ということで、搭載される3.7リッターV6エンジンは305hpを発生させるから想像以上によく走る。
今回、オーバーフェンダーのデモ車ということもあり、ホイールはレグザーニに交換。20インチの新製品ZAGATOを装着。レグザーニ側にあえて無理をいい、オフセットをマスタング用に削ってもらい、スペーサーを噛ませる必要なく履きこなしているという。
見た目の印象も激変。オーバーフェンダーなしでは若干の違和感が伴うようなオーバーサイズ感も、フェンダー装着により解消しているのである。もちろん好みの問題もあるだろうから、スポーティなホイールの選択肢もあるはずである。また旧型モデルは、年式によりフェイスの印象がだいぶ異なるから、また違う年式の仕様をも見てみたいものである。
まだまだ人気のマスタング。アフターパーツもかなり充実してきているから楽しみである。
装着の精度は高く、大径ホイールをもシッカリ履きこなす。
装着ホイールは、20インチの新製品ZAGATO。もちろん好みのホイールを選べばいいのだが、こういったラグジュアリー系も似合うし、レーシーなホイールも似合うはずである。
販売のみならず、整備や板金を自社でこなす場所と能力を持ち、さらにはカスタマイズまで提案するガレージダイバン。このオーバーフェンダー以外にもさまざまなパーツを扱っているから注目したい。
19,404円
PERFORMANCE
6DEGREES
19,998円
PERFORMANCE
6DEGREES
3,480円
MAINTENANCE
GDファクトリー千葉店
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES