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試乗記 TEST RIDE 1995 ダッジ ラムバン 信号ひとつ分でも楽しいV8サウンドや振動

1995 ダッジ ラムバン

これぞアメリカ製バンの楽しみ方

すでに20年以上前の中古車であるダッジバンに試乗。90年代のアメ車は再生する楽しみとアメ車らしい魅力に富んだ車両であった。

更新日:2018.02.13文/椙内洋輔 写真/古閑章郎

取材協力

ジャパンレーストラックトレンズ
TEL 0356613836 [ホームページ] [詳細情報]

いまだお目にかかる機会の多い人気車

 1995年型ダッジバンである。この年代のダッジバンは、前期中期後期と3世代にわたるモデル変遷を経ており、前期が1986~1993年、中期が1994年~1997年、そして後期が1998年~2003年となり、2003年をもって生産終了となった。すなわち生産終了後すでに15年が経っており、取材した95年型ダッジバンとなれば23年落ちとなる。

 だからこそ、おいそれと誰彼にもオススメ出来る車両ではないかもしれないが、だがこの年代のダッジバン、いまだ都内街中でも積極的に見かける存在であり、高年式のシェビーバンよりも見かける機会が多いという、非常に人気高な存在なのである。

 95年型ダッジバンのショートボディは、いわゆるダッジバンらしいフロントマスクを持った中期型モデル。この型のモデルの方が「いかにもフルサイズバンといった力強さがある」というファンも多い。

 真横から見るとフロントノーズが逆スラント気味になっており、グリルのデザインも角張った平面的なデザインになっているのが特徴で、そこそこ新しく、そこそこクラシカルなイメージを持ったフロントマスクである。
チューンされたV8がもたらす信号一つ分でも楽しめる濃密なアメ車感。「馬力や速さ」という数値的なものではなく、五感に訴える濃度が濃い。音、振動もアメ車の醍醐味のひとつだ。
90年代のアメ車的な濃いデザインマスクに20年以上落ちの中古車の枯れ気味な部分を改めリメイクするために、モパーカラーを象徴するオレンジにペイント。くわえて若干のローダウンに15インチホイールを組み合わせて見た目もレーシーに。ショートボディだけにスタイリングのまとまり感も良好
すでにひと通り手が加えられているだけに、メカや機能的な不備はほとんどなく、楽しいダッジバンライフが送れているという。現代のアメ車や国産車では味わえない各種装備やサウンドや振動が、こだわりのアメ車好きを満足させるのである。
表向きだけでなく、ドア内側もシッカリペイントし、きっちりリニューアルされている。
搭載される5.2リッターV8エンジン自体はノーマルというが、ヘダースとラムエアーを入れ、そしてワンオフマフラーなどの排気チューニングによって、ふけ上がりの軽さとサウンドに驚くほどの変化が起こっている。
ワンオフで製作されたロングチューブへダースとラムエアとワンオフマフラーによって見違えるほど濃密なエンジンに生まれ変わっている。

人気ゆえにいつまで入手可能なのか…

 さらにダッジバン特有のショートボディの存在こそ、人気の秘訣だろう。

 V6ミニバンにはないフルサイズバンの迫力とスポーティさを両立した魅力的なプロポーション。デカバンを日本で使うには扱いやすいサイズだし、居住性や積載性には全く問題はないし、それでいてV8搭載車だし。

 このモデルにはV8が搭載されているが、ショートボディということで、搭載されているエンジンは5.2リッター。上に5.9リッターエンジンも存在したが、基本的にショートボディには搭載されていない。

 スペックは最高出力が225hpで最大トルクは315lb-ft。もちろんOHVのマグナムエンジン。カタログスペックには現れない豪快なトルク感が魅力のエンジンであり、トランスミッションは4速ATが組み合わされている。

 この車両は、新車並行で日本にやってきてツーオーナーカーという。しかも本来のボディカラーはホワイト。それをある時点で衣替えと称しオールペンし、現在の状態へとブラッシュアップさせている。

 各部を見ていこう。まずは何といってもボディカラーの変更である。
この年代のバンにマッチするというアメリカンレーシングの15インチホイールは、マッスルダッジバンというコンセプトにも符合するのである。

速くはないのにひたすら楽しい

 ダッジといえば原色。原色といえば往年のモパーカラーといった流れだろうか。有名どころで言えば、グリーン、イエロー、オレンジ、ピンク、パープルであるが、その中からオレンジをチョイス。

 これによりブラック&ホワイトといった地味なイメージのあるダッジバンに一転して華やかさが加わったのである。

 一方エンジン自体はノーマルというが、ヘダースとラムエアーを入れ、そしてワンオフマフラーなどの排気チューニングによって、ふけ上がりの軽さとサウンドに驚くほどの変化が起こっている(いただいまMSDを入れ再度調整中とか)。

 詳しく解説すれば、ロングチューブへダースはワンオフで製作されている。そもそもラムバン用のへダースは存在しないからだ。

 そこで、ラムトラック用のへダースをベースに取り回しや干渉の有無などを何度も図り直し、加工、調整の試行錯誤を繰り返したのである。

 くわえてカヤバのショックとローダウンサスで足回りを調整し、相性のいい15インチホイールでボディカラーやショックとのマッチングを図る。

 と同時にKIBAブランドの大径ブレーキにスリット入りローターを組み合わせ、あくまでストリートを気持ちよく走る前提のチューンを行った。

 実際に試乗してみると、驚くのがそのサウンド。キーを回しエンジンを始動するとバンとは思えぬほどの重低音。「ドドドッドドドドドド」。もの凄い振動はまるでハーレーのようでもある。

 走り出すと感じる濃密なV8サウンド。最近よく乗っている最新車両のV8サウンドというよりは、感覚的にはひと昔前のリアルなアメリカンV8。

 というか映画とかで放たれる効果音さながらのV8サウンドに、乗っているうちにバンであることを忘れ、ひたすらアクセルを踏みたくなる衝動にかられてしまう。

 決して速さを楽しむ存在ではないし、実際に速くはないが、なぜかひたすら楽しい試乗であった。
レーストラックが扱うKIBAブランドの大径ブレーキキャリパーにスリット入りローターの組み合わせ。ゴールドカラーのキャリパーが高性能を主張する。
後方サイドから出る二本出しマフラーの絶妙な装着感。サウンドカスタマイズの醍醐味を感じるのである。そして実際、へダースとの組み合わせによる排気効率のアップは見逃せない。
90年代のバンに見られたポップアップのウインドー。こういう手間のかかる装備は新しくなるにつれどんどん省かれていくだけに、あえて旧車に乗る醍醐味を味わわせてくれるのである。

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