更新日:2016.10.13
文/編集部 写真/ゼネラルモーターズ
近年のキャデラックは個性的なデザインと刺激的なパフォーマンスを特徴とする様々なニューモデルを発表し、新時代キャデラックを標榜する。
このエスカーラは「スケール」を意味するスペイン語であり、2016年モデルのニューキャデラックCT6よりも大きなボディを有した、格上の存在感を持ち合わせた最高級セダンである。
エスカーラは、ドライバーが走りを楽しむためのクルマであるとともに、快適な乗り心地を味わうためのフラグシップセダンであり、このクルマの圧倒的なスケールと多用途性が強調されている、大胆なリフトバックデザインは最大の特徴でもある。
グローバル キャデラックのCEO曰く、「エスカーラは、2つの明確な目的を持ったコンセプトモデルです。第1の目的は、キャデラック デザインの新たな方向性と、今後キャデラックモデルに搭載すべく現在開発しているテクノロジーを明確に示すこと。そして、第2の目的はキャデラックのラグジュアリーな世界観を確立し、プレミアムセグメントの頂点に再び戻る指標となることである」
エスカーラは、FRをベースとする大型ラグジュアリーカーであり、キャデラックCT6に初めて導入された世界最先端のボディ構造が同様に採用されている。
4.2リッターV8ツインターボエンジンが搭載されたエスカーラ。リフトバックデザインと評される新時代のスタイルに注目。
また一方で搭載されるエンジンには、新開発の4.2リッターのV型8気筒ツインターボが搭載されている。まだスペック等の詳細は未発表だが、このエンジンは、今後のモデルに採用される予定のプロトタイプであるというから興味深い。すなわち、キャデラックにはV8エンジンが必要不可欠ということの示唆なのだろう。
その他では、立体的で精緻な仕上がりのグリルデザインや、2レイヤースポークの22インチホイールといった特徴的なディテールが、多くの人々の興味をそそるのではないだろうか。
エスカーラのフェイスデザインは、キャデラックがこれまで採用してきたものを新たに進化させ、今後登場するモデルからその新しいデザインが取り入れられる予定という。
また、立体的で精緻な仕上がりのグリルデザインや、2レイヤースポークの22インチホイールといった特徴的なディテールは、多くの人々の興味をそそるだろう。
この伸びやかなデザインが、新時代のキャデラックを象徴する。
インテリアは、今日のキャデラックの製品モデルと同様、手作業で組み立てられているという。しかしながらエスカーラには、いくつもの新しくユニークなタッチを生み出している。
ドアトリムとシートには特別に仕立てられたファブリック素材が幅広く使用されており、この素材は、キャデラックのファッション業界に属するパートナー企業が使用するスーツ素材をヒントにしたものであり、新次元のクラフトマンシップやカラー、技法の独自性を提案しているという。
<キャデラック エスカーラ コンセプトの基本スペック>
モデル:キャデラック エスカーラ コンセプト
ボディ形式:4ドアフラッグシップセダン(リフトバックボディ)
全高:57.3 in / 1455 mm
全幅:76.7 in / 1948 mm
全長:210.5 in / 5347 mm
ホイールベース:127.1 in / 3228 mm
エンジン:4.2リッターV型8気筒ツインターボエンジン
新素材を使用しつつも、独自のクールな室内空間を演出しているエスカーラ。
19,404円
PERFORMANCE
6DEGREES
19,998円
PERFORMANCE
6DEGREES
3,480円
MAINTENANCE
GDファクトリー千葉店
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES