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特集 SPECIAL ARTICLES キャデラックCTS-V カスタムプロジェクト VOL.7_1VOL.7/スーパーチャージャー&エンジン補記類のチューニング

キャデラックCTS-V カスタムプロジェクト VOL.7_1

CADILLAC CTS-V CUSTOM PROJECT

長きに渡り作業を続けてきたキャデラックCTS-V。今回新たにクランクプーリー、インジェクター、コンピューター燃料増、ブーストアップ等に手が加わり、一応の完成型としてお披露目試乗させていただいた。これまでのアメ車という概念では語れない、新時代のキャデラック! その走りは最高に刺激的である。

更新日:2013.03.12文/石山英次 写真/茂呂幸正 / 石山英次

取材協力

クワッドドライブ
TEL 048-281-5853 [ホームページ] [詳細情報]

チューンドV8エンジンの恐ろしい瞬発力

 せり上がったボンネットフード下に隠れているエンジンは、チューンド6.2リッターV8スーパーチャージド。新たにクランクプーリー、インジェクター、コンピューター燃料増、ブーストアップ等に手が加えられたことによって633ps、最大トルク92.9kg-mを発生させるモンスターエンジンに仕上がった。

 このパワー数値は、試乗日前日に代表の林氏自らが計測に出向いている。この取材のために、わざわざである。

 ハイパフォーマンスエキゾーストが奏でる甲高いサウンドや各部のワンオフエアダクトがタダモノではない印象を与えてくれる。しかもトルク92.9kg-m! という。

 この数字、たとえば2490万円する最新のベントレー コンチネンタルGTスピードよりも大きい(参考までに12気筒ツインターボで625ps、最大トルク81.6kg-mのAWD)ことを思えば、走り出す前に、取り扱いに注意すべしと肝に銘じざるを得なかった。そして恐る恐る走り出す。

 凄まじい! もの凄いトルクである。走り出した瞬間、一瞬アクセルを開けた途端にそう思わせる。さすがアメリカ系のV8。低回転の大トルクという理念が、一段と増している。しかも低回転域から効きを増したスーパーチャージャーならではの猛烈なトルク感を身体に伝えてくれるからなおさらそう感じる。
  
 さらにその気になってアクセルを開ければ、チューンドV8の恐ろしいまでの瞬発力が味わえる。まさにワープ。この加速力には度肝を抜かれるに違いない! 
100psアップしたことで、1900kg弱の車重をものともせず走る。その軽快感はまるでライトウエイトスポーツカーのごとし、である。
各部にチューニングが施されたエンジンは、633ps、最大トルク92.9kg-mを発生させる。プロジェクト開始時にシャシダイで計測した時点で530ps弱だったので、100psアップを果たしているのである。
エンジン本体には手をつけず、スーパーチャージャー周りの補記類のチューニングを行っている。パーツのセレクトから交換装着までをすべてクワッド自社で行っている。クオリティを重用視するクワッドドライブならではである。
スーパーチャージャーは、クランクプーリーにかけられたベルトによって駆動しているが、そのクランクプーリーを大径化することでプーリーの回転速度を稼ぎ、スーパーチャージャーの立ち上がりを素早くし、低速域から圧倒的なパワー発生をさせるようにする。そのための作業を行う。
新たに装着する大径のクランクプーリーと既存のプーリーの重量を計測。5.9kgと7.4kgということで、大きくなっているが1.5kgの軽量化となっている。この軽量化もスーパーチャージャーの立ち上がりの素早さに効いている。パーツひとつひとつの効能はかなり大きいのだ。
チューニングのレベルアップによって大容量のインジェクターを装着する必要がある。これによって安定した燃料供給増が見込めるのである。

まるでライトウエイトスポーツカーのごとく

 これだけのパワー&トルクを支えるボディや足回りも見事だった。強化ダウンスプリングで車高を若干落としているが、基本、マグネティックライドを生かすセッティングを施しており、その制御による効果は大きく、ロールやピンチング等の制御力には感心するばかりの完成度だ。これぞCTS-Vの特性を最大限に引き出している好例とも評すべき出来映えである。

 こうした性能を身近に体感すると、ワンオフで開けた各部のエアダクトはイメージ的な見せかけではなく、必要に応じた本物であることを思い知らされる。フロント部分から大量にもたらされる温熱エアの抜け道であり、高速域でのブレーキングを保持するための冷却口なのである。

 鉄壁な制御よる安心感が徐々に感じられると、次第に途方もない速度域に達していることも少なくはない。まるで岩のような安定感&安心感。日本の高速道路や多少の曲がりくねったワインディングロードでは、ほぼ平常心のまま、コーナーや最高速をこなしてしまうのだから恐れ入る。

 CTS-Vは、車重が1900kg弱あるが、これだけのパワー&スタビリティを持って走れば、体感的にはとにかく軽快で、まるでライトウエイトスポーツカーのごとくの身のこなしであり、試乗経験は少ないものの、例えるなら「これぞスーパーカーレベル(性能)」ということになるのだろう。まさに街中から高速までのオールラウンダーである。

 「ストリート・パフォーマンス&ラグジュアリー」というテーマを掲げたものの、どこまで達成できるのか?、事前の予測では不透明な部分もあったのだが、こうして完成型を見ていると、まさかここまで仕上げるとは! との驚きととともに630ps超を日常的なものとしたクワッドドライブの技術力に拍手を送りたい。

 なお、こうしたチューニングにおける日々の進化は、アメ車を確実に直せるというベースがあってこそである。
 そして、このCTS-Vに注がれた試行錯誤の努力や紆余曲折の末に得た経験値は、あらゆるユーザーへの作業全てに還元されているのは言うまでもない。

クワッドドライブ製キャデラックCTS-V 作業一覧

<エンジン周り>
★スーパーチャージャープーリー交換
★コンピューターチューニング
★ブーストアップ
★インテークポート研磨
★ロングチューブへダース
★ハイフローキャタライザー
★コルサパフォーマンスエキゾースト
★コールドエアインテーク
★クランクプーリー変更
★インジェクター変更

<エクステリア>
★サイドスカートダクト加工
★サイドカーボンスポイラー
★リアカーボンデフューザー
★バックフォグ埋め込み
★リアバンパーダクト加工(後部)
★リアバンパーダクト加工(サイド部)
★カーボンリアトランクスポイラー
★カーボンボンネット
★フードピン(埋め込みタイプ)
★カーボンリップスポイラー
★カーボンフォグランプベゼル
★フェンダーダクト加工
★スモークテールランプ
★プロテクションフィルム施工

<インテリア>
★カーボンインテリア
★カーボンステアリング
★ナビゲーション埋め込み加工
★パドルシフト取り付け
★ドライブスカウタユニット
★スエードシフトノブ
★レカロシート

<ブレーキ、足回り、ホイール>
★HREホイール P40S 20×10.5J
★ミシュランタイヤ PILOT SUPER SPORTS
★タイヤプレッシャーモニター
★強化ダウンスプリング
★ブレンボブレーキ
★ローター
★スリット加工
etc

作業後に最終測定としてパワーチェックをした時の動画です。
 <関連情報>
 >> キャデラックCTS-V カスタム プロジェクト VOL.1 を見る
 >> キャデラックCTS-V カスタム プロジェクト VOL.2 を見る
 >> キャデラックCTS-V カスタム プロジェクト VOL.3 を見る
 >> キャデラックCTS-V カスタム プロジェクト VOL.4 を見る  
 >> キャデラックCTS-V カスタム プロジェクト VOL.5 を見る
 >> キャデラックCTS-V カスタム プロジェクト VOL.6 を見る
 >> ワールドタイヤサービス、発足 を見る
 >> クワッドドライブ 「難題修理」を見る

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