——上のメイン写真はノーマル時のものですが、そこから長い時間をかけて現状までもってきましたが、いかがでしょう?
まずはキャデラックが新しい世代に向けて造った最新のハイパフォーマンスカーをみなさんに知って欲しかったというのがありますので、その部分では結構浸透したと思います。
CTS-Vは、既存の旧キャデラックのイメージとはまったく違うクルマです。室内はタイトですし、走りも乗り味もまったく異なる。ボディも意外に小さく引き締まっていて、どちらかというと「欧州車的」と表現しても良いと思いますね。
——そういう意味では比較対象がベンツ、BMWといった欧州車がライバルとなるのでしょうか?
すでに2万キロ弱乗りましたが、走りも質感も欧州車と比べても劣るところはほとんどありません。しかも対欧州車との直接比較においては、対パワー&コストパフォーマンスの面では圧倒的に勝っています。実際に、弊社では欧州車からの乗り換え組が多いですし、みなさんそういう認識をされています。
——実際に走ってみてはいかがでしょうか?
CTS−Vは、ノーマル状態でもある程度は煮詰まっているクルマです。もともとミシュランのパイロットスーパースポーツ(タイヤ)を履いていますし、本当に走ることを前提としたパフォーマンスをノーマル状態からメーカー側も示しています。
あと、弊社のCTS−VはATですが、MTもチョイスできますし、ATでも意外に変速時間が速いですし、スポーティな走りも可能です。コンピューターをいじってより変速時間を素早くすることも可能ですし。
——ここまでの完成型を見ての感想をお願いします。
前回の馬力計測から、今回の作業後の計測で「640psの実現」をひとつの目標としていましたが、実際には633psでした。数値アップとしては若干不満もあるのですが(笑)。ノーマルエンジンのメーカー公称値は556ps(エンジン単体)ですがシャシダイで測定すると530psくらいなので実質100psアップということで、ひとつの基準はクリアできたかなと思います。
ただ、今回のプロジェクトではデイリーユースはもちろん、足として日常的に使えてなおパフォーマンス向上といった、硬軟の両立がテーマですから、基本エンジン内部には手を入れていません(本体をいじればパワーは劇的に上げることが可能であるが乗りにくさや神経質な一面が出てくることもあります)。
補記類やスーパーチャージャー周りのパーツに手を加えたに過ぎないので、この辺がいい塩梅なのかもしれません。
足回りも、車高を落としすぎていないですし、乗り心地もまったく悪くありませんので、乗りにくさは微塵もないです。当初のコンセプトを満たしつつ、パフォーマンスアップを実現しているという意味では、納得ですね。
米国本国では700馬力、1000馬力、といったCTS-Vは存在しますが、基本エンジン本体のチューニングまで行っています。
ですが、弊社のCTS-Vは、あくまでストリートでの見本ですので、パワーアップという観点においては、これで終了ですね。
このプロジェクト開始直後にシャシダイに載せてパワーチェックを行っている。ノーマルエンジンのメーカー公称値は556ps(エンジン単体)だったが、実際にシャシダイで測定すると530ps弱だった。この数字からの100psアップがひとつの目標値となった。
取材していて驚いたのが、ナビ装着などの電装系やボディパーツの装着等までを自社で行っていたことだった。勝手に下請けに出しているものだと思い込んでいたが、基本できることはすべてクワッド自社で行うことで、クオリティを統一している。そのための技術トレーニングも常に行っており、「すべてはユーザーのために」を実証しているのである。
厳選されたパーツを装着している。時には複数装着し、実験テストをしてセレクトしていることもあった。それだけに効果が如実に体感できる。
——全国のアメ車ワールド読者にひと言お願いします。
まだまだこのCTS-Vには乗りますので、この先も乗って行く中で感じた要素を改良して行くことは検討しております。ですが、じつはあるクルマがすでに頭の中を支配しておりまして(笑)、次なる構想も少しずつですが検討しております。機会が来たらまた発表できるかもしれませんので、その時まで気長にお待ちください!
<関連情報>
>> キャデラックCTS-V カスタム プロジェクト VOL.1 を見る
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19,404円
PERFORMANCE
6DEGREES
19,998円
PERFORMANCE
6DEGREES
3,480円
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GDファクトリー千葉店
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES