更新日:2015.10.08
文/椙内洋輔 写真/フォードジャパン
フォード・ジャパン・リミテッドは、エクスプローラーを大幅改良し、10月31日(土)より全国のフォード販売会社を通じて発売することを発表した。
今回の改良では、「Rugged(ラギッド=力強さ)」というキーワードのもとエクステリアデザインを刷新。より存在感のあるフロントグリルやLEDヘッドランプを新たに採用したほか、新デザインのローハイト・ルーフレール、それに伴うリアスポイラーの改良などによって、空力性能も改善している。
インテリアは、細部にわたり改良を施すとともに、新開発のドアシールの採用により静粛性を向上したほか、1列目にマッサージシート、2列目にシートヒーターを装備※するなど、質感と快適性を向上させている。
パワートレインは、FWDモデルの「XLT EcoBoost」のエンジンを2.3リッターエコブーストエンジンに変更。261ps、最大トルク42.8kg-mを発生させ、従来の2.0リッターエコブーストエンジンと比べ、出力にして約7%、トルクにして約15%も向上しながら、燃料消費率を約5%改善している。
また、全てのモデルに搭載される6速オートマチックトランスミッションには、新たにステアリングから手を離さずマニュアル感覚でシフト操作ができるパドルシフトを採用している。
一方スマート・キーレスエントリーシステムや、ウォッシャー機能付きリアビューカメラを全モデルに採用したほか、手荷物を降ろしたり、キーをポケットから出さなくても、バンパー下をキックするだけでテールゲートを開閉することができるハンズフリー・パワーリフトゲートを採用※するなど利便性を向上する最新のスマートな装備を新たに搭載。
さらに2016年には、最大出力370ps、最大トルク48.3kg-mを発生するV6 3.5リッターエコブーストツインターボエンジンを搭載した「Titanium」を4WDのラインアップに加える予定という。このエンジンはスーパースポーツカーのFORD GT用エンジンのベースとなるなど、最も高性能なエコブーストエンジンである。
エクスプローラーは、日本でも20年以上の歴史を持ち、日本におけるフォードのビジネス&ブランド戦略の中核となる基幹車種だけあって、大幅改良の期待値が非常に高い。実車の試乗が待ち遠しいばかりである。
※「Limited」と「Titanium」に装備。
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