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[試乗記]

3リッターV6エコブーストターボを搭載した「Platinum」

2023 フォードエクスプローラー プラチナム

最新のエクスプローラーはやっぱり最高だった!

2023年型エクスプローラーの新車が入荷。早速取材してきた。

更新日:2023.07.06

文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力/ABE CARS Tama Garage TEL 042-311-0041 [ホームページ] [詳細情報]

エクスプローラーの販売を継続し続けている

 過去にはラプター、リンカーンアビエーター、最近ではブロンコスポーツと絶え間なくフォード車を入庫させているアベカーズ。

 それもそのはず、アベカーズはフォード認定サービス工場で=旧時代のフォードジャパンディーラーのサービス部門を引き継いでいるから、いまだ本国フォードから純正パーツの入手が可能であり、サービスにおけるPCIからの補助もあり=販売した車両のアフターを正確に行うことが可能である。

 だからそういった利点をいかしラプターからリンカーンアビエーターからブロンコスポーツに至るまで販売を行い、日本全国に納車している。

 で、ここまで販路が拡大した理由は、ずばりフォードエクスプローラーにある。

▲2020年のフルモデルチェンジによって登場した現行型エクスプローラー。

▲モノコックボディによるアーバンSUVの最右翼。性能&質感共に世代最高レベル。

 2016年をもってフォードジャパンが撤退した以降も積極的にエクスプローラーを販売&整備し、その後はアメリカ本国からエクスプローラーを自社輸入し販売。当然それらの整備も確実に行ってきた。

 その当時、日本国内には直4エコブーストを搭載したエクスプローラーにはFF駆動しかなかったが、あえて本国から4WDモデルを自社輸入し販売。

 実際、「かなりの数が売れた」といい、その流れは2020年にフルモデルチェンジをした現行型後も続いている=アベカーズの知名度を全国区にした。

 2020年にフルモデルチェンジしたエクスプローラーは原点回帰を果たしFRベースとなり、デビュー直後からアベカーズは自社輸入を積極的に行っている。

 そしてその流れは今なお続き、直近で2023年モデルの新車の入荷があった。

 ちなみにアベカーズは旧FF時代(2011-2019)のエクスプローラーの中古車の販売も積極的に行っており、最近では2011年から2015年の初期型人気が高まっているという。「先日も2台仕入れたが即日売約済みになったという」から凄い。

▲搭載されるエンジンは3リッターV6エコブーストターボ。365hp、最大トルク380lb-ftを発生させる。

▲275/45R/21インチのタイヤ&ホイールが装着される。21インチが装着されるのは「ST」「Platinum」のみ。

▲ツインパネルムーンルーフはオプション装備。

▲余談だがアウトドアテイストを望まれる場合は「ティンバーライン」もオススメ。こちらも雰囲気満点のグレード。

 さて、今回アベカーズに入庫した2023年のエクスプローラーは「Platinum」(プラチナム)。すなわち現行型エクスプローラー最上級モデルである(キングランチを除く)。

 現行型エクスプローラーには二種類のエンジンが存在し、8種類のグレードが存在する。本来なら「ハイブリッド」も存在するから9種類になるが、ハイブリッドは日本に輸入することが不可能なので数には入れない。

 逆に言えば、ハイブリッド以外の8種類のグレードはどれも日本に輸入することが可能だから、好みのモデルがあれば輸入を依頼するという手もある。

 で、ラインナップは以下のとおり。

 ■2.3リッター直4エコブーストターボ(300hp、最大トルク310lb-ft):BASE、XLT、LIMITED、ST Line、TIMBERLINE / FF&4WD

 ■3リッターV6エコブーストターボ(400hp、最大トルク415lb-ft):ST / 4WD

 ■3リッターV6エコブーストターボ(365hp、最大トルク380lb-ft):Platinum、キングランチ / 4WD

▲ミッションは10速ATでダイヤル式のセレクタを使用する。

▲デジタルメーターも洗練されたデザインと視認性を誇る。

▲以前は8インチサイズも存在したが、2023年から全車10.1インチの大型タッチスクリーンが標準装備されている。

▲必要なものが適切に配列されたセンターコンソール。硬質なタッチに質感を感じる。

 ということで、個人的な現行型エクスプローラー購入ガイドとしては、買い方は4つに絞られると考える。

 まずは直4エコブーストモデルのどれかを狙う(FF&4WD)、さらに直4エコブーストを搭載したアウトドアテイスト満載のティンバーライン(4WD)、そしてV6エコブーストターボを搭載した最上級仕様のPlatinum(4WD)、で、最後にスポーティモデルのST(4WD)という4つの選択肢ではないか。

 アベカーズの秋山さん曰く「今回はあえて最上級の「Platinum」を仕入れました。これが一番上ですからこれを見せて、これより下のモデルをチョイスする場合、『ここから引き算してもらえばイメージしやすいかと』思います」

 とはいえ、すでに数件の商談の約束が入っているというからさすがのアベカーズである。

▲ツートーンカラーのレザーシートはグレード最高峰レベルのシート。

▲セカンドシートの質感や空間サイズに満足感を感じる。

▲サードシートはエクスプローラーの真骨頂である。

 さて、取材した2023年型エクスプローラーであるが、実車は凄まじく良い。エクスプローラーは本国ではミッドサイズSUVで米国一売れているSUVというからいわゆる一般的車両。

 だがその最上級モデルということで、インパネ周りの景色からレザーシートの質感に至るまで雰囲気がまるで違う。さすがにリンカーンブランドほどのいい意味でのアメリカ的バタ臭さはないが、高級感あふれる室内空間の満足度はかなり高い。

 先日、別所でティンバーラインを取材したのだが、それはそれで非常に良かったので個人的には非常に迷うところではあるが、V6ターボの力感とゴージャスなインテリアのコンビネーションもたまらなくいいと思う。

 くわえてエクスプローラーのサイズ感が日本では最適ではないか。確かにエスカレードやタホ、サバーバンといったフルサイズモデルにはアメリカ的価値観がいまだたっぷり詰まっていると思う。が、いかんせんサイズがデカイ。

 もちろんセカンドカーを所有しているというなら当然ありだが、ファーストカーとして使用するならエクスプローラーなら気兼ねなく使える。くわえて「Platinum」ならレクサスあたりと対等に戦えるだけの質感があるから日本的高級車に対する価値観を抱いている方々をも納得させることが可能だと思う。

 くわえてアベカーズなら整備やパーツ対応に困ることはないから、最新のフォード車を気兼ねなく楽しむことができるだろう。 

 現行型エクスプローラーを検索すればわかるが、V6ターボを搭載した最新の「Platinum」は日本で実車を見ることができる個体自体がほぼない。

 だから見るだけでも価値があるかもしれないのである。

▲3列目シートを立てた状態でもリアには必要十分なスペースが確保されている。

▲3列目シートを倒して最大限のスペース活用も可能である。

▲フォード認定サービス工場であることが最大の強みである。

▲取材当日もエクスプローラーの車検整備や調整が行われていた。最近では2011-2015年あたりの先代初期型エクスプローラーの人気が高まっているという。

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