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特集 SPECIAL ARTICLES LEXUS LX570 プロジェクト vol.5 (LEXUS LX570)プロジェクト / ミッション編

LEXUS LX570 プロジェクト vol.5 (LEXUS LX570)

強化ATミッションの装着

パワーアップを果たしたLX570改の次なる見直しは、急増したパワーを安定して発揮するためのミッションの強化であった。

更新日:2016.06.10文/椙内洋輔 写真/内藤敬仁 / クワッドドライブ

取材協力

クワッドドライブ
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アイシン製ミッションの内部強化

 パワーアップを果たしたLX570改の次なる目標というか見直しは、安定した力を発揮するためのミッションの強化である。

 レクサスLX570に搭載されるミッションはアイシン製。ノーマルでも381ps、最大トルク56.8kg-mを発生させるV8エンジン搭載ということで、それなりに大容量タイプのATではある。

 だが、クワッド製のLX570改は、実測513ps、最大トルク68.8kg-mまでパワーアップしているから、一気に約130psアップということで、既存のATでは役不足というか物足りないというか、フルパワー時にパワーを適切に伝えきれない状況が起こるのは普通に考えても致し方ない。

 そのままでも普通に乗れないわけではないが、常にダイレクトにフルパワーを味わう状況を作っておくためには、またこの先も安心して長く乗るためには、ATの強化を考えなければならなかったのである。

 ただし、この企画全体を通じて述べているが、レクサスに関するアフターパーツは非常に少ない。同じトヨタのTRDでさえも、レクサス車との互換性はほとんどないくらいだし。
ノーマルでもそれなりに大容量タイプのATではあるが、一気に約130psアップということで強化ATの搭載を行ったわけである。
手前に見えるのが、内部強化されたアイシン製のミッション。
内容としては、ミッション内部のハイストールコンバーター、強化クラッチ、バルブボディ加工、ギアユニット加工、ラインプレッシャー変更、オイルポンプ変更、ロックアップ強化などである。
ミッションの強化といっても既存のミッションケース内のパーツをそれぞれ強化するということであるから、ミッション自体の脱着は強化前後で変わることはない。
基本、修理を本業とすることから、ミッションの脱着はお手の物である。
逆輸入車は、純粋な国産車とは明確に異なるため、修理やチューニングにおける調整には、USトヨタやインフィニティ等の純正テスターを駆使した作業が必要になる。ただし、テスターはあくまで診断機であって、それを理解し修理するのはメカニックであるから、力量が問われることになる。

よりダイレクトにフルパワーを発揮

 ということで、ミッションのビルダーに相談。すぐさまコンタクトをとり、現状のチューニングメニューと実測パワー数値を伝えたところ、新たに強化ミッションを製作する必要はなく、既存のLX570のアイシン製ミッションの内部パーツを強化することで対応可能という。ということで、この車両のパワーでも耐えられるよう各部の強化を依頼したのである。

 具体的には、ミッション内部のハイストールコンバーター、強化クラッチ、バルブボディ加工、ギアユニット加工、ラインプレッシャー変更、オイルポンプ変更、ロックアップ強化etc。同時にエンジン側の燃料プレッシャーレギュレーターを変更して燃調の最適化を行ない、さらなるパワーアップを果たすことに成功したのである。

 今回行った作業は、普段目にすることのないATの内部機構の強化である。したがってこの部分に関するインプレは、やはり実際に乗るオーナーにしかわからない部分と言えるだろう。

 クワッド林氏いわく「パワーをかけた時に感じるATの滑りといいますか、ダイレクト感のなさみたいなものが解消され、実パワーをそのまま体感できるレベルになりました。ノーマルのままでも良かったのですが、長く乗ることを考えれば弱点としていずれ手を加えなければならない部分でしたので、チューニングメニューに即した強化品で対応できて良かったですし、本来のパワーが常に発揮できるので、より一層走りのレベルが上がった感じです」

 街中を気持ちよく「走って、曲って、止まる」という基本的な運動性能を向上させ快適にドライブするためのバージョンアップとして始まったこの企画も、欧州系のパフォーマンスSUVたちに引けを取らないレベルにまで格上げできたことで、最初に想定したチューニング内容の目標をクリアしたといっていいだろう。

 なお、足回りに関しては、ノーマルのアクティブハイトコントロール(AHC)、アダプティブバリアブルサスペンション(AVS)を現状生かしており、このまましばらく乗り、のちにハイドロ自体を取り外して強化ショックの装着等も検討する可能性は残しているという。

逆車全般に応用可能なスタディケース

 それにしても、巨大なスピンドルグリルを生かしたオリジナルエアロに4本出しの重低音マフラー、そしてヘルキャットばりの機械的なスーパーチャージャーサウンド。くわえて4WDならではのトラクションを生かした爆発的な加速感をもたらすクワッド製LX570は、トヨタ的なイメージの残る大人しいレクサスというよりは、レクサスLX-Rのような(そんなクルマはないが)メーカー純正ハイパフォーマンスモデルばりのまとまり感とオーラを発しているのである。

 逆輸入車の魅力とは、レクサスやトヨタ、日産等の北米ものとしてのステイタスとクオリティとがもたらす優越感に他ならない。

 だが、上には上がいるものであり、たとえば今回のLX570は、レクサスのフラッグシップSUVとはいえ、どちらかといえば垢抜けない存在であったのは間違いない。北米でのプライスはキャデラックエスカレードよりも高価であるにもかかわらず、そのスタイルやパフォーマンスに彼らを越える派手さや性能がなかったことは否めない。

 だから手を加えたいという思いが生じるが、実際にパーツがないというジレンマが起こる。

 今回クワッドドライブが進行した企画には、こうした逆車全般に応用可能なスタディケースとしてすべての作業が行われている。難題修理はもちろんだが、ちょっとしたカスタマイズの相談にも乗ってくれるだろうし、適切なアドバイスがもらえるはずだから、逆車ユーザーには是非とも参考にすべきである。
レクサスといえば、大人の品みたいなものを感じさせるが、クワッド号には品格にアグレッシブさが加わって、男臭い(逞しい)仕様に変身しているのが面白い。
まるでヘルキャットのようなSC音に爆発的な加速感を生む4WD。街中でのシグナルグランプリではメルセデスを軽くカモり、ハイウエイではマセラティのケツにピタリとついてまったく離れない。この型はもはや旧型となるが、まったく古さを感じさせないのもカスタマイズのおかげである。

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