どれだけの方が共感してくれるかはわからないが、やっぱり人のクルマに乗るときのニオイって気になりますよね? まあ、常に乗っているオーナーの方って意外にも気づいていないので、対策を施すなんてことは全くしていない場合が多いのだが。
一番最悪なのがタバコや加齢臭的なニオイ(シートに埋め込まれたニオイは最悪)。とくに梅雨時期から始まる湿気の高い季節はカビも発生するし、ニオイの発生源となる物質(食べかすとか)やタバコや湿気とからんでとにかく最悪。
しかも、エアコンの効きが悪いとか故障中の場合にはこれまた最悪。ちなみに、そのエアコンからもカビの胞子やニオイを発生させている車両さえある。
で、「とりあえず甘いニオイさせとけ」って感じで芳香剤的なものでごまかそう、そんなアメ車はもっと最悪。しかも、くどいが、オーナーさんは、同乗者がニオイに気づいていることに気づいていない。
ま、こういった部分に気を配るか否かって、結局はその人の人間性や性格に基づいたものが大部分を占めているので致し方ないが、正直、気づいて欲しい。
ちなみに、個人的には愛車はもちろん、会社使用の社用車にも湿気取りを埋め込んでいる。もちろん、クルマ用ではございませんが。
それでも効果は確実にある。ただし、クルマ用ではないからその置き場に困って試行錯誤。昔は、ジャバラのゴミ箱を車内に置いて、その中に忍ばせていたが、結局、今はシートのバックポケットにぶち込んでいる。シートポケットは確実に形状破損してしまっているが。
ただし、それすら今の季節では追いつかない。ほんとは二つ、三つ置きたいところなんだが、置き場に困る。適当においてコーナリングのたびに動いたり、破損して車内で漏れを起こされても困るし。
で、つい最近、新しい商品を発見。ZARPAX カー・ディフューミディファイヤーという除湿剤。簡単にいうとシリカゲルの大型版。サイズは16cm X 11cmで厚みが約3cm。しかも形状がある程度自在に変形させることができるので、置く場所に困らないのが何より素晴らしい。当然、効果がかなり期待できる。
しかも、このシリカゲルの大型版たるZARPAX除湿剤には、吸水状態を確認できるインジケーターが付いており、吸水可能な場合はブルーで(新品時)、湿気を吸収すると徐々にピンクに変わる。そして完全に色が変わった後、電子レンジで加熱することにより再利用が可能。すなわち、何度でも復活する優れものである。
個人的に使用している湿気取りは、水が貯まると自分で処理して新しいものに替える必要があるが(これが意外に面倒くさい)、これなら処理=電子レンジでチンすればいいだけ。ひとつ2000円程度の商品だが、繰り返し使えることを考えれば決して高くはないだろう。
ここ数年は、比較的新しい年式のアメ車を取材することが多いので気づいているが、新車は、もしくは新車に近い車両には、アメ車独特の良いニオイがしている。だから、入手時からこうした湿気処理等の手間を惜しまなければ、結構良好な車内空間が作れるはずである。
例えばマスタングやチャレンジャー等には、フロントに一つ、リアシートに一つの計二つ。もしくはトランクに一つの3つ搭載すればかなりの効果。
ちなみに、冬場になると車外と車内の気温差で曇ったりするが、これを室内に置いておけば、湿気を取り除くから曇り止め効果にもなるし、旧車の場合にはサビ予防にもなるだろう。
また、トランクルームを頻繁に使用する、もしくはキャンプ道具やサーフィン使用等をする車両のトランクや荷室に放り込んでおけば、確実にカビ予防にもなるのである。
ZARPAX カー・ディフューミディファイヤー
■製品特長
・消臭効果
除湿剤CAR DEHUMIDIFIERを車内に置くだけで、フロントガラスのくもりやエアコン臭(カビ菌)の原因となる湿気を吸収、同時に消臭効果ももたらします。
・再利用可能
ZARPAXは繰り返し利用可能で、湿気でいっぱいになったら電子レンジで6分間温めれば再利用できるので、環境にも優しい製品です。
・車以外にも使用用途も多彩
楽器の除湿、スポーツ用具の除湿、靴の除湿、ドライフラワー作成、カメラレンズ除湿、洋服たんす除湿等。使い方いろいろ。
330,000円
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