更新日:2019.10.16
文/椙内洋輔 写真/FCA
ダッジチャレンジャーのフルモデルチェンジを待ちわびている方々はかなり多い。クーペということでなかなか売れないとの話をデビュー当時は聞いていたが、今は逆にチャレンジャーがよく売れるという。
しかも、モデルチェンジが長いことが逆に有利に働いて、今買っても古くならないということもあって、くわえて最近では若い子、20代の若者が積極的にチャレンジャーを欲しがっているというから、素晴らしい。
だが。現行モデルのデビュー当時から乗っている方々にしてみれば、そろそろ本気で次期モデル、もしくは別のモデルに乗り換えたいと思っているに違いない。
なんせ11年である。11年、ほぼカタチが変わらず出続けているのだから、いー加減乗り換えたいと思っても不思議ではないのである。
しかし、FCAは動かない。まだまだ現行モデルの販売を続けていくというのだ(当初は2021年フルモデルチェンジと言われていたが、2023年まで遅れるという)。が、しかし、2020年モデルに限定モデルを登場させる(予定)という。チャレンジャー生誕50年記念モデルとしてとの噂もある。
その名もダッジチャレンジャーACR。ACRとは、バイパーにもあったサーキット走行に特化したスペシャルモデルである。国産車で言えばその昔あったホンダNSXタイプRといった感じだろうか。
ベースは、チャレンジャーのワイドボディ。ヘルキャットベースではあるが、現行スキャットパックベースでも登場する可能性は残されている。
特徴は、フロント&リアに装備される巨大なスプリッターにリアウイング。リアウイングは調整式のカーボン製。またデーモンのようにフロントワンシーターも可能である。
もちろんサーキット走行用にサスペンション等の足回りにも手が加わり、若干の軽量化もあり得るかもしれない。現段階ではあくまで噂の域を出ないが、一年限定のデーモンのようなスペシャル感を出せば、それなりにチャレンジャーファンを刺激することは可能だろう。
前回のデーモンは基本ドラッグマシンであったが、今度のACRはサーキットマシンということで、新たなるファンを獲得する可能性も残されている。2020年のチャレンジャーにも期待である。
ちなみに、写真はすでにレースに参戦しているチャレンジャーワイドボディの写真&イラストである。フロントスプリッターに大型GTウイングといったデザインは、恐らくこのまんまじゃないか、なんて個人的には思っている。
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