更新日:2018.02.02
文/編集部 写真/ゼネラルモーターズ
昨年11月に発表された現行コルベットの最強モデル・ZR1。搭載されるエンジンは、6.2リッターV8LT5エンジン。755hp、最大トルク715lb-ftを発生させ、それはZ06よりも100hpアップ、ノーマルクーペより300hpアップした驚異的なパワーである。
このエンジンに組み合わされるミッションは、7速MTと8速AT。これまでの経緯からもわかるとおり、ZR1では初のAT車がラインナップされる(これまでのZR1、C4コルベット時代からC6時代にまで発売されたZR1はすべてMTだったが、今回は8ATが搭載されるのである)。
これらエンジンのパワーを引き立てるボディは、超攻撃的なスタイルと空力効率を実現する。基本的にはカーボン製エアロで構成され、リアのウイングは二種類あり、スタンダードなローウイングとオプションのハイウイング。ローウイングでもZ06比で約60%高いダウンフォースを発生させるというから凄い。
そんなZR1が遂に走った。まだまだ市販前の状態ということだが、ヴァージニア・インターナショナル・レーシングウェイを走ったのである。この車両は、もちろん市販車ベース。パドルシフト8速オートマチック車にハーネスバーと5点ハーネス付きのトラックシートに加わえ、ZTKパフォーマンスパッケージが装備される。
そしていざ走行。ラップタイムは2分37秒25。下記動画はそのラップタイム時のインカー動画。
このタイムがどのくらいのレベルかは正直不明である。だが、フォードGTの市販車が2分38秒62というタイムと聞けば、およそのイメージがつくはずである。
あえて喧伝していないが、コルベット陣営は鼻高々なはずである。くわえて「コルベットでもうやり残したことない」と思っているに違いない。
筆者的には、コルベットのミッドシップ化には反対だが、「FRではもはや敵なしとればそれも致し方なし」と、多くのファンも納得するのだろう。
このコルベット最強モデルは今春から発売が開始され、現地価格は11万9995ドルからとなる。
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