1961年にデビューしたEシリーズ、そしてエコノラインと続くフォードフルサイズバンの歴史に終止符が打たれる。
新たなモデルとして登場するフォードトランジットは、コマーシャルバンとしてワールドワイドに展開されている、いわゆる欧州フォードの北米版。ヨーロッパフォードでデザイン、製造されているバンだが、驚くことにフルサイズを名乗るに相応しいサイズ感をもって2015年モデルとしてデビューする。
エコノラインがこれまでフレームボディだったのに対し、トランジットはモノコック構造を採用。さらに2種類のホイールベースに、2種類のボディサイズ、3種類のルーフ形状、3種類のエンジンが用意されている。
もっともスタンダードなボディサイズで5585×2065×2123ミリとなっているから、その大きさがおわかりいただけるだろう。
なお、搭載されるエンジンは、スタンダードな3.7リッターV6、さらにフォードF150に搭載される3.5リッターV6エコブーストとオプションで3.2リッター5気筒ターボディーゼルが用意される。これらはすべて6速ATと組み合わされる。
噂されていたエコノラインの消滅によってV8エンジン搭載のフルサイズバンがまたひとつなくなった。じつはGMのエクスプレスも消滅の噂が絶えない。一時代を築いたアメ車のフルサイズバン市場も激変を余儀なくされている。
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