更新日:2015.01.14
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まるでフォードラプターを全面的に意識したかのようなフロントフェイス。パウダーコートされたフロントバンパーにシルバーのスキッドプレートがオフロード走行の過激さを物語る…。
これは2015年モデルとして追加されるラム1500 Rebelである。Rebel(レベル)とは文字通り「反逆者」という意味であり、オフ走行におけるラプターの牙城を崩そうと登場してきたモデルに違いない。
今回デトロイトモーターショーで発表されたラムレベルは、赤いボディのラムにアルミ製ツインスポークフードが装備され、ボディはフェンダーフレアが延長され、17インチのマットブラックホイールにマットテレーンタイヤ、リアベッドにはトノカバーを配し、クロームデュアルエキゾーストシステムが装備されている。
足回りは、1インチリフトアップされ、ショックにはビルシュタイン、さらにリアには柔らかいスタビライザーを使用し、既存のエアサスはそのまま装備されているという。これによって地上高はクラストップの10.3インチを実現しているという。
ワイドフェンダーフレアにブラックアウトされたフロントグリル、それにシルバーのスキッドプレートがオフロード走行の雰囲気を高める。
ただし、アメリカ国内ではエンジンがストック状態のままであったことに悲観する方々もいるというが、5.7リッターヘミV8ならいくらでもいじることのできるアフターパーツが存在しているだけに、アフターマーケットを駆使して一段と面白いクルマに仕上げることができるだろう。打倒ラプター。
インテリアのクオリティは年々上がっているが、レーベルでは赤を効果的に使用している。
一方インテリアは、赤く縁どられたコンソールメーター、さらには新規のセンターコンソールが特徴であり、シートはエンボス模様入りのファブリックとビニールのコンビシートが採用されている。
ラムレベルは、クルーキャブがベースとなり、搭載されるエンジンは2種類。305hpを発生させる3.6リッターV6ペンタスターエンジンと395hpを発生させる5.7リッターV8であり、ともに8速ATと組み合わされる。
オフ走行のトラックの頂点に君臨するラプターは次期型が発表されている。昨年にはトヨタタンドラからTRDプロと呼ばれるオフの走りを強化したモデルが登場したばかりである。果たしてラムレベルは、ラプターに一矢を報いることができるのか。
このラムレベルは、今年下半期に発売が開始される予定である。
19,404円
PERFORMANCE
6DEGREES
19,998円
PERFORMANCE
6DEGREES
3,480円
MAINTENANCE
GDファクトリー千葉店
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES