更新日:2025.09.08
文/田中 享(Tanaka Susumu) 写真/ステランティス
2024年モデルで生産終了し2025年から直6エンジンに移行していたラム。だが今年6月、「V8エンジンの復活」を発表し、なんと最初の24時間で1万件の注文を受けたという。
そしてそれから3か月、ついにV8エンジンを搭載したラムの発売が開始された。搭載されるV8エンジンは5.7リッターV8ヘミでeTorque付きのハイブリッドモデル。
この5.7リッターV8ヘミは、395hp、最大トルク410lb-ftを発生させ、eTorqueシステムにより最大130lb-ftの最大トルクがプラスされる。
くわえて5.7リッターV8エンジンが搭載されるラムのフェンダーには、消費者の声を表した「Symbol of Protest(抗議のシンボル)」のバッジが貼られる。このバッジはヘミV8ブロックのパワーで前進するラムの頭部の輪郭を描いている。
ということで、現状はeTorque付きのハイブリッドモデルだが、今後、6.4リッターV8や6.2リッターV8スーパーチャージャーエンジンの搭載が予想される。
そしてその流れは、ダッジチャージャー、ダッジデュランゴ、ジープラングラー392にも影響を与えるはずである。
こうしたV8エンジン復活の流れは、現在のトランプ政権との関わりが強く、一時的な復活との見方が強い。この先もトランプ政権の流れをくむ共和党政権が続けば別だが、民主党政権に変わった瞬間に再び生産終了となる可能性が非常に高いだけに、注視する必要がある。






138,000円
PERFORMANCE
GDファクトリー千葉店
18,900円
EXTERIOR
ウエストクラブインターナショナル
132,000円
PERFORMANCE
ウエストクラブインターナショナル
3,300円
OTHERS
ウエストクラブインターナショナル