TEST RIDE

[試乗記]

パワートレインやシャシーが全面的にリニューアル

フォード フォーカス (FORD FOCUS)

1.5リッター直4エコブーストエンジン搭載

日本市場においてはまだ3年にも満たないフォーカスがリニューアル。新たな武器を手に入れた新型モデルの走りをチェックしてきた。

更新日:2015.11.17

文/椙内洋輔 写真/小関一尚

ダウンサイジングの効果は大きい

 先代フォードフォーカスは、2010年に発表され2011年から販売が開始された通称3代目モデル。日本に導入されたのは2013年ということで、日本発売からまだ2年半しか経ていないが、国際的にはすでに5年ということで、4代目モデルの登場である。

 この4代目、パッと見はフェイスチェンジのようにも見えなくはないが、実際には徹底的なリニューアルが行われ、エンジン&ミッションといったパワートレインに始まり、液晶タッチパネルを中心としたマイフォードタッチも新しくなり、シャシー関連のチューニングは全面的かつ徹底的に見直されているという。

 ということで、いざ試乗。まずデザインでは、大きく目立つヘッドライトはモデルチェンジ前のイメージを踏襲しているが、全般的にはよりシャープに、よりコンパクトにまとまった気がする。また台径型の大型フロントグリルがより特徴的になった。

 インテリアはスイッチ類を減らしている、かなり使い易くなった印象である。デザイン性、機能性の向上、そして販売店のオプションとなるナビゲーションは8インチのタッチスクリーンモニターにて映すことが可能となり、一段と操作性を上げている。

適度なロールを許し、固すぎない適切な足回り。思ったとおりのラインで走れて、非常に気持ち良い。パドルの操作性も高く、エンジンを存分に回せる楽しみがある。

 一方、気になるパワートレインだが、エンジンもミッションもすべて刷新された。これまでの2リッターNAエンジン+6段ツインクラッチ(DCT)から、1.5リッター4気筒直噴エコブーストターボ+トルコン式6段ATへの変更である。

 エンジンに関していえば、ダウンサイジングということで、その変更の意味も理解できないわけではないが、ミッションの変更は?。個人的にはツインクラッチ隆盛という意識があったために、「なぜいまトルコン回帰か」との驚きもあったが、乗ればその理由がよくわかったのである。

 この1.5リッター直4エコブーストターボエンジンは、180ps、最大トルク24.5kg-mを発生させ、ダウンサイジングでありながらも旧モデル比で10ps、3.9kg-mの向上をもたらし、ガソリン消費を減らしつつもパワー&性能は向上させるという魔法のエンジンなのである。

 このエンジンには、旧モデルに採用されていたATシフトのノブに装備されていたマニュアルシフト用の「サムスイッチ」が廃止され、新たにステアリングにシフトパドルが装着された。このパドルシフトは、実際に乗ってもタイムラグが少なく非常に扱いやすい。MTではないが、このパドルのおかげで元気なエンジンを存分に楽しむことが可能である。

 ちなみに、パドル繋がりで言えば、電動パワステのチューニングが変更されているという。軽く、俊敏に、最適化しているとのことだが、確かに国産車などの電動パワステにありがちな不自然な感じは一切ない。アメ車は概ね電動パワステのセッティングが良好でフィールが良いが、このフォーカスのはとくに良い印象であった。

主にセンターコンソール周辺の機能性向上となる。販売店のオプションとなるナビゲーションは8インチのタッチスクリーンモニターにて映すことが可能となり、一段と操作性を上げている。

 で、気になる走りだが、それがもう、感動的に素敵になった。個人的には、もう何も文句のつけようがない。コーナリング性能が非常に高いにもかかわらず、サスペンションはそれほど固くはない。

 固からず柔らか過ぎずで丁度良い感じなのだが、適度なストロークを維持しつつよく粘り、コーナー手前で軽くブレーキを踏んだりシフトダウンしたりしてフロントに少し荷重をかけるだけで、思い通りのラインでめちゃくちゃよく曲がる。FF車特有の不快なアンダーステアも感じないし、運転が上手くなった様な錯覚さえ感じるほどである。

 ちょっとした予備知識があったもんだから、欧州系の足=ガチガチのロールしない足を連想していたのだが、さにあらず。人間の操作に純粋に反応し、その反応がドライバーに適切に伝わるからこそ、嫌なところがまったくない。しかも速い。

 それにしてもフォードというメーカーは凄い。その昔、この業界に入ったばかりの頃は、老舗アメ車屋のオヤジ連中がこぞって「アメ車はシェビーだ」「フォードはダメだ」とよく言っていたものだが(結構洗脳されたクチだった…)、今改めて見るとアメリカンブランドで世界に通用するのはフォードだけだろう(時代は確実に変わっている)。

 純粋なアメリカ系SUVやスポーティカーを持ち、一方で欧州に通じるフォーカスやフィエスタで確実にパイを稼ぐ。で、いざとなればフォードGTのような超スーパースポーツを開発する力があり、レースにおいてはツーリングカーからWRC、そしてF1までを網羅する。こんな巨大メーカーが他にあるだろうか?

 ま、そんなことを考えながらフォーカスに乗ると、その良さが一層しみじみと伝わってくるのであった。

1.5リッター直4エコブーストターボエンジンは、180ps、最大トルク24.5kg-mを発生させ、ダウンサイジングでありながらも旧モデル比で10ps、3.9kg-mの向上をもたらす。

■2015 フォードフォーカス
■全長×全幅×全高:4385×1810×1470mm
■ホイールベース:2650mm
■エンジン:1.5L 直4エコブーストターボ
■最高出力:180ps/6000rpm
■最大トルク:24.5kg-m/1600-5000rpm
■トランスミッション:6速AT
■駆動方式:FF
■タイヤ:F:215/50R17 91W/R:215/50R17 91W

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