まずは、2019年のチャレンジャーのラインナップを整理しよう。大きなトピックスとしては、これまで存在した6.4リッターエンジンを積んだ「SRT392」がラインナップから消えたこと。そしてもうひとつ、ワイドボディが登場したこと。
ということで、2019年は以下のようなラインナップになる。
・SXT :3.6リッターV6
・GT :3.6リッターV6
・R/T :5.7リッターV8
■R/Tスキャットパック :6.4リッターV8
■SRTヘルキャット :6.2リッターV8スーパーチャージャー
■SRTヘルキャット レッドアイ :6.2リッターV8スーパーチャージャー
で、このうち、R/Tスキャットパック以下のモデル(■印)にワイドボディが存在する。ということで、今回スペースにて取材した R/Tスキャットパックとは、6.4リッターV8エンジン搭載車のワイドボディである。
個人的にもまったくの初見であった。年間ゆうに100台以上のアメ車を取材している筆者をして、初めてのワイドボディ。
そもそもこのワイドボディの新車を日本に直輸入しているショップはほとんどない。というか、昨年のうちに本国ダッジのファクトリーに新車オーダーを出さない限り、今、日本に実車はない。
本国の「中古車」となれば、今まさに現地を走っている車両であるから、今後、そういった個体が日本に持ち込まれる可能性は高いが、「今」、新車で実車が存在するのは、このスペースしかない=在庫主義のシッカリした販売ショップである証である(オーダーくれたら輸入しますよ、というショップは数多くあるのだろうが、実車があるショップには絶対に敵わない)
ボディカラーのB5ブルーも、日本ではそれほどお目にかかれないカラーであり、このカラー、本国の空気感の中での美しさといったら…。そのくらいオススメだし個人的にも一番好きなカラーである。
プラムクレイジーやサブライムグリーンといった原色のインパクトカラーがチャレンジャーの人気カラーとは思うが、B5のメタリックカラーは逆に品良く見えて美しいと思う。
しかもワイドボディのフェンダーが想像以上にチャレンジャーに似合っており、デザイン的な前後バランス感が非常に整っているから、恐らくだが、購入検討者が実車を見れば100%惚れるはずである。
搭載される6.4リッターV8エンジンは、これまで通りのスペック。485hp、最大トルク475lb-ftを発生させる。だが、これを支える足回り等が変わっているから、走りにも変化がもたらされている。
個人的には過去、シェイカーフード搭載のチャレンジャーこそがチャレンジャーの完成形と思っていたが、否。このワイドボディこそが現代版チャレンジャーの必須アイテムじゃないだろうか。
当然だが、ワイド仕様になったことでタイヤが太くなり、コーナリング時の踏ん張りが格段に安定し、これまで以上にパワーを生かした走りが可能になるだろう。これって恐らく、ノーマルボディをいくらチューンしたところで到達しない絶対的な「差」である。
しかも、ボディデザインのまとまり感。このレベルのスペックを発するスーパーな車両に求められる見た目の刺激やオーラ。このワイドボディは、それらすべてを持っている理想型である。
すなわち、最新のチャレンジャーこそが、きっと最高のチャレンジャーなのだろう。
ということで今現在、チャレンジャーの購入を検討しているならば、絶対にこのワイドボディを見た方がいい。仮に自身の購入予定価格より100万円高くとも、見てみる価値は絶対にある!
ノーマルボディとワイドボディを見比べれば、どちらがチャレンジャーに相応しいスタイルか、一目瞭然でわかるはずである。
なおスペースには、このB5ブルー以外にもワイドボディ仕様が展示されているし、それ以外の2019年型チャレンジャーの新車も他多数取り揃えられている。
見て驚いたのだが、4WDの「GT」まで展示されていた(これまた初めて見た!)。他にもチャージャー等の最新もあり、まるでダッジの新車ディーラーのような品揃えであった。
で、これだけの新車が扱えるのも、スペースには「スペースファクトリー」が存在するからである。
この自社工場は、最新設備を備えた全国に名を轟かすファクトリー。あの「ワイテック2」も早々に入手しており、さらに、確実に使いこなせる手練のメカニックが存在する。
そして、こういった新車たちを納車する前には、全車最新のプログラムにECUの確認&アップデートして収める。
たとえば船に乗って輸送されている閒に本国メーカーにてECUのアップデートの指示がだされている場合だってある。それを知らずに日本国内を走り始めれば確実に故障の原因になるだろう。
そういった抑えるべきところを確実に抑え、ディーラーのような整備体制も敷けているからこそ、どんな最新車両も積極的に販売できるのである。
そして常に実車を取り揃えている販売手法だからこそ、ユーザーたちからの信頼も厚いのである。
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