TEST RIDE

[試乗記]

シンプルかつシックなチャレンジャー

2020 ダッジチャレンジャー R/T スキャットパック 50th アニバーサリー

モデル終焉に向かう今だからこそ6.4リッターV8に乗りたい

現行型ダッジチャレンジャーの終焉が近づく中で、是非とも一度は乗って欲しい6.4Lエンジン搭載車の紹介である。

更新日:2021.08.22

文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力/BUBU / ミツオカ TEL 0120-17-2290 [ホームページ] [詳細情報]
     BUBU横浜 TEL 045-923-0077 [ホームページ] [詳細情報]

いまだ売れ続ける名車

 ダッジチャレンジャーのフルモデルチェンジを待ちわびている方々はかなり多い。クーペということで「なかなか売れないだろう」との話をデビュー当時はよく聞いていたが、実際には売れ続けているし、今もなおチャレンジャーがよく売れるという。

 しかも、モデルチェンジが長いことが逆に有利に働いて、今買っても古くならないということもあって、最近では若い子、20代の若者が積極的にチャレンジャーを欲しがっているというから、素晴らしい。

 だが。現行モデルをデビュー当時から乗っている方々にしてみれば、そろそろ本気で次期モデル、もしくは別のモデルに乗り換えたいと思っているに違いない。

 なんせ13年である。13年間、ほぼカタチが変わらず出続けているのだから、いー加減乗り換えたいと思っても不思議ではないのである。

 しかし、FCAは動かない。まだまだ現行モデルの販売を続けていく気である(と思われる)。

ダッジチャレンジャーの生誕50周年を記念したアニバーサリーモデル。ベースはR/Tスキャットパック。ボディカラーはグラナイト。

ゴールドスクールホイールや各装備がいい塩梅にボディカラーとマッチし、シックなチャレンジャーを演出する。

モデルチェンジは消滅した

 過去に何度もモデルチェンジの噂はあったが頓挫。直近では2023年フルモデルチェンジと言われていたが、それも消滅したと言われてるが果たしてどうか…。

 本国では、現在でもシボレーカマロよりも売れているというのだから、動く必然性がないという判断なのかもしれないが。

 加えて、FCAは2024年にEVのマッスルカーをデビューさせると発表している=そちらの時代へシフトしていく準備が明確に始まっているのだろう。

 だからこそ、モデルチェンジが消滅したという話にも納得するのである=2030年まであと8年半、さらにEVマッスルカーが登場するとなると、時代的にも大排気量V8エンジン自体の存続が危ぶまれるから、新たなハイパワー&パフォーマンスアップを求める新型車の登場は、「ほぼない」と断言できるのである。

ボンネットフードはブラックにペイントされている。そのブラックがボディカラーと良好なマッチングを示し、非常にカッコイイ。

搭載されるエンジンは6.4リッターV8。485hp、最大トルク475lb-ftを発生させる。大排気量NAエンジンの醍醐味が味わえる名機。

ボディサイドに貼られるバッジやロゴは、カラーリングされず、全体のトーンを合わせる工夫が施されている。

旧時代のチャレンジャーに憧れるならノーマルボディがいい。しかもこの50周年アニバーサリーなら、全体のトーンがシックにまとめられ、大人っぽい印象を与えてくれる。

生産終了前に「最後の1台」を

 ということで、個人的にはこのまま現行型の販売が継続され、EV時代の到来とともにそのまま終焉(生産終了)に向かっていくと考えている。だから、その前に「最後の1台を」ということで、初めてのチャレンジャー及び乗り換えチャレンジャーとしてオススメの車両を紹介したい。

 で、絶対に一度は乗りたいモデルとして6.4リッターV8エンジン搭載車をオススメする。

 多くのファンから「そんなに変わらないでしょ?」とよく聞かれるが、いやいや、「全然違いますよ」と答える5.7と6.4との差。

■HEMI 5.7リッターV8:372hp/400lb-ft
■HEMI 6.4リッターV8:485hp/475lb-ft

 スペックにして約110hp、最大トルク75lb−ftの違いだが、実際には数字以上の体感上の違いが明確にある。だからもし5.7リッターに乗っているなら是非とも一度は6.4Lに乗って欲しいし、またこれからチャレンジャーに乗るなら、一気に6.4Lへ行ってはどうか、と思う。

20インチのゴールドスクールホイールにシルバーカラーのブレンボブレーキが装備。50thアニバーサリー限定のホイール。

インテリアの構造自体は同一だが、ステッチのカラーリングがオレンジに変わっていたり、専用シリアルタグが貼られたりと、随所に変化が加えられている。

メーターパネル内のインフォメーションスクリーンには50th専用メーターパネルとなり、オレンジカラーが使用される。

5.7Lから6.4へ、また6.2Lスーパーチャージャーから6.4Lへと、多くのチャレンジャーユーザーからの乗り換えがここ最近多くなっているとBCDスタッフ鈴木氏は教えてくれる。

歴史に残る名機6.4リッターV8エンジン

 もちろん、排気量による自動車税の違いが年2万4000円ほどあるが、所有した満足感はきっとそれを上回る。

 しかも世界中から消えかけている大排気量V8NAエンジンという点においても、もしくはメルセデスやBMWといった他メーカーの外車オーナーに対しても極上の優越感で圧倒するはずだ。

 歴史に残る名機、6.4リッターV8エンジンは、低回転域から3000rpm程度まで回せば十分に楽しめるから、街中でも楽しく、高速道路の加減速で楽しく、とにかく身近に楽しめるのが最大の特徴であり、現代アメリカンV8の魅力(サウンド、トルク感といった感触)の最高峰を所有する醍醐味が味わえるのである。

 で、そんな6.4リッターV8エンジンを搭載したBCD車両がこちらである。

 2020年型R/T スキャットパック 50thアニバーサリーエディション。走行距離3300キロのBCD車両。50周年アニバーサリーモデルということで、各種装備が装着されているが、この車両の極めて素晴らしいポイントは、全体の雰囲気。

 まずワイドではなくノーマルボディのグラナイトというグレーメタリック風なボディカラーにフードとリアデッキがブラックにペイントされており、その塩梅が実にいい。

 しかもフロントグリル内の「R/T」ロゴやスーパービーのバッジがカラーリングされてないから、全体のトーンが統一されていて非常に魅力的。まさにシックな大人のチャレンジャー。

搭載される8速ATは、想像以上に良い変速を繰り返す。あえてMTを求めなければ、現状最高レベルのミッション。

8速ATはパドル操作によるシフトも可能である。

50thロゴ入りのアルカンターラ&ナッパーレザーのコンビシート。

「50(フィフティ)プラン」の利用可能

 ホイールには、50周年モデル専用のゴールドスクールホイールが装備されていて、それもボディにマッチしており、仰々しさがない控えめな感じが実に大人っぽいのである。

 個人的にはホイールをブラックにしたら「もっといいかも」なんて思ったりもしたが、とにかく原色カラーがもたらすチャレンジャーのヤンチャな感じが一切ないから、そうしたシックなムードを求めるファンには最適ではないか。とにかくカッコイイ。

 ちなみに、BCDにはスモークショーと呼ばれる原色のグレーカラーの個体も展示されており、そちらはめちゃくちゃヤンチャな雰囲気たっぷりのチャレンジャーなので(しかもMT車)、そっち系が好みのファンにも対応可能である。

 なお、BCDでは独自のオリジナル購入プラン「50(フィフティ)プラン」があるから、3年後の買い取り価格50%が保証される。そういう意味では、他店よりも圧倒的にお買い得であり、何よりベース車両のコンディションが格段に良いから、そういう意味での安心感も全く違うのである。

BCD車両にはまるでディーラー車のような長期保証や「50プラン」といった独自のお買い得プランが用意されており、直輸入車購入の不安要素が極力排除されるように対応されている。

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