TEST RIDE

[試乗記]

50周年記念オプション装着の低走行個体

2020 ダッジチャレンジャー R/T 50thコメモラティブエディション

5.7リッターV8のマニュアルミッション車

一見するとフツーのチャレンジャーに見えるが、その実、50thアニバーサリーのオプションが付いている、マニュアルミッションの個体である。

更新日:2024.06.26

文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力/BUBU / ミツオカ TEL 0120-17-2290 [ホームページ] [詳細情報]
     BUBU横浜 TEL 045-923-0077 [ホームページ] [詳細情報]

長く乗るなら最高レベルの一台

 取材個体は2020年型チャレンジャーR/Tである。ボディカラーがホワイトだから、一見フツーのチャレンジャーに見えるかもしれない。

 が、この個体には50thアニバーサリーのオプションパッケージが装着されているから、よく見れば普通のR/Tと雰囲気が異なることに気付くはず。

 プラスしてこの車両はマニュアル車である。なので走りは通常のAT車よりも刺激的で、NAエンジンだからこその鋭い吹け上がりが堪能でき、ずっと走っていたい衝動に駆られるほど楽しい。

 搭載される5.7リッターV8のパワーは372hpか・・・と思うかもしれないが、MT操作を介したダイレクトなアメリカンV8の咆哮を存分に発揮させればAT車の1.3倍くらいはパワフルに感じるから、少なくともパワー数値に関する少なさを感じることは皆無だ。

 同時に6.4リッターV8に対する劣等感的なものを感じることもほとんどないだろう。

▲初代ダッジチャレンジャーが1970年に誕生し、それから50年後の2020年に登場した50周年記念モデル。

▲走行7000キロにも満たないコンディション良好車。しかもマニュアルミッション車。

 ちなみに、チャレンジャーのマニュアル車は、着座位置からのステアリング、ギア、クラッチ等の3ペダル類の配置が適切であり、クラッチの繋がりにもクセがないから、国産車のMTがドライブ可能な方なら誰もが簡単に運転することができる。

 慣れれば、アイドリング状態でのクラッチ操作だけで走り出すことが可能になるし、シフトフィールもチャレンジャーに相応しいストローク量で、ホントに乗りやすいからオススメ。

 R/Tにも様々なバリエーションがあり、例えばR/TのT/Aやシェイカー、さらにはそのMT車等、日本国内に出回っている既存の中古車とは異なるバリエーションモデルがたくさんある。

▲搭載される5.7リッターV8エンジンは、372hp、最大トルク400lb−ftを発生。MTギアとの組み合わせでパワーを使いこなせる。

▲サテンブラックになっているボンネットフード、ルーフ、デッキリッド。

▲フロントマスクに貼られるバッジ類が専用のゴールドスクールカラーに。

 で、そうしたバリエーションモデルを直輸入しているのがBCDであり、当然、認定中古車にもそうしたレアな組み合わせモデルが数多く集まるから、R/Tとはいえ、人とは違うモデルを入手し、長く安心して楽しむことができるのである。

 くわえて、この個体は約7000キロ走行の認定中古車だから、レアな個体を、まだまだ十分に味わえる資質の持ち主である。

 ちなみに、どこで誰が乗っていたかも含め、様々な使われ方から様々な消耗や摩耗が起こり、それらが複雑に絡み合った程度となって後々現れるのが一般的な中古車である。そしてそれらの程度を完璧に見極めることはある意味不可能に近い。

 だからそうした中古車を購入するにあたってリスクを減らすことを考えれば、履歴のハッキリした車両を購入する方が、そうではない車両を購入するよりもリスクを減らせる可能性は断然高い。少なくとも理論的にはそうである。

▲50thアニバーサーリーモデル専用の20インチゴールドスクールホイール。

▲ホワイトメーターやカーボンパネルが与えられた50thアニバーサリーモデルのインテリア。

▲6速MTギアは非常に扱いやすい。またシフト周りにもカーンボンパネルが採用される。

 BCDが販売を行っている「認定中古車」とはまさしくそうした履歴のハッキリした車両ということである。

 くわえて自社基準における確認項目のチェック及び消耗交換パーツ等を経て販売される車両であるから、安心かつ安定感のある中古車と言えるだろう。 

 ということで、取材車個体。R/Tをベースにした「50thアニバーサリー コメモラティブエディション」で、ボディカラーはホワイトナックル。

 サテンブラックのボンネットフード、ルーフ、リアデッキリッドで飾られ、ゴールドスクール仕上げのバッジ、20インチゴールドスクールアルミホイールが特徴である。また、50th専用インテリアも与えられている。

 そしてそれらが一体となったナローボディのチャレンジャーの雰囲気は抜群にいい。往年の風情を感じさせつつ、ホワイト&ブラックのトータルコーディネートが完成され、現代版チャレンジャーによく似合っている。

 しかもMT車であるから個体のレア度も別格。この先10年15年と乗り続ければ価値はどんどん増すのではないか。

▲50th専用メーターによる演出。チャレンジャーに非常によく似合っている。

▲助手席前には50thのロゴが貼られている。

 チャレンジャーの本国生産が終了し、新車系の流通量は確実に減った。ただし、これまでに輸入された中古車個体は日本国内にまだまだ十分ある。

 だが、MTモデルは限られる。しかも50thアニバーサリーのオプションパッケージ付きとなればなおのこと。

 日本におけるチャレンジャーのMT率は10%あるかどうかだろうから、「MTのチャレンジャーに乗ってみたい」と思うのであれば、できるだけ早い段階で一度乗っておくのが良いのではないか。

 個人的には、「チャレンジャーには長く乗り、一生ものとしたい」という思いがあるなら、MT車の方が長く乗るのに機械的な安心感が高いと思う。

 またBCDの認定中古車なら履歴が明確かつ程度が確保されているから、くわえて個体の走行距離の少なさも含め、この個体は最高レベルの選択肢だろうと思うのである。

▲シートはアルカンタラ素材で、個体としての程度は良好。

▲50thのロゴマーク入り。

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