更新日:2024.09.24
文/田中 享(Tanaka Susumu) 写真/フォードモーター
2020年を越えたあたりから各メーカーが声高に唱え始めたEVシフト。その時点で「2025年以降の新車はEVのみ」との声明を発したメーカーは数多く、それらによってガソリンエンジン車が徐々にフェードアウトしていくことが予想されていた。
だが、2024年あたりからEVシフトへの動きが鈍くなる。そんな動きの中でまずはキャデラックエスカレードの2025年モデルが発表された。なんとガソリンエンジン=V8エンジンが残るという。
で、その動きに追随したのか、リンカーンナビゲーターの2025年モデルが発表された。こちらもガソリンエンジンは残るという。
というか、本来消滅するはずだった二大プレミアムフルサイズSUVの2025年モデル。ともにフェイスチェンジを行っているが、エスカレードはどちらかというとキープコンセプト。
だが、ナビゲーターは、デザインのリニューアルとインテリアを一新し、マイナーチェンジ以上の刷新感をもたらしている。
まずフロントマスクが変わり、モダンな外観となっている。搭載エンジンは3.5リッターV6ツインターボエンジンであり、10速ATと組み合わされる。
またホイールは標準が22インチだが、オプションでなんと24インチが可能という。
一方インテリアはドライバーズシートから左右に伸びる48インチのパノラマディスプレイを採用し、未来感タップリのセンターコンソールを実現している。
基本はセカンドキャプテンシートの7人乗車で、ベンチシートをセレクトした場合は8人乗車。荷室も大きく、リアゲートは分割開閉のスプリットゲート式に変わっている。もちろんパワーゲートである。
ボディグレードは、ブラックレーベルとリザーブの二種類あり、ボディは標準ボディとリアがストレッチしたナビゲーターLが存在する。
初代リンカーンナビゲーターが登場したのが1997年。それから27年後に登場する2025年モデルは、来春発売予定である。
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