更新日:2025.11.11
文/石山英次 写真/ステランティス
ダッジチャレンジャー&チャージャー生産終了後に、同じく生産終了が危惧されたダッジデュランゴ。その理由は同じエンジンラインナップを誇っていたから。
だが、実際には終了せず、24年25年と続き、なんと2026年モデルへと移行する。そして以前から搭載されていたV8エンジンフルラインナップもそのまま移行される。
すなわち、710hpを発生させる6.2リッターV8スーパーチャージャーエンジンを搭載するデュランゴヘルキャットも購入可能である。ただし、アメリカ全土で購入することはできず、規制の厳しいカリフォルニア等では販売されていない。
そんなデュランゴであるが、今年8月から2026年モデルへの移行が進み、いくつかの変更が行なわれている。まず一つがV6エンジンの廃止。それ以前にデュランゴGTに搭載されていた3.6リッターV6がなくなり、GTには5.7リッターV8が搭載される。
と同時にR/Tには6.4リッターV8が搭載されるから、以前と比較してラインナップのスリム化が行なわれている(実際にはV6モデルが廃止されたのみで、それ以外は名称変更されているだけ)

▲2026年モデルではV6エンジンが廃止となり、B5ブルーのハイインパクトカラーが復活する。

▲2026年モデルはNEWチャージャーとデュランゴがダッジブランドを牽引する。

▲ジェイルブレイクは内外装の様々なパーツを好みに応じた仕様にカスタマイズが可能になり、そのバリエーションは700万通りを越える。
そしてデュランゴヘルキャットが頂点に君臨し、2026年モデルではジェイルブレイクが登場する。
デュランゴヘルキャットジェイルブレイクは、チャレンジャー時代とは異なり、エンジンパフォーマンスにおける変化はなくジェイルブレイクオプションとなり、内外装の様々なパーツを好みに応じた仕様にカスタマイズが可能になる。その仕様は600万通り以上というから凄い。
またB5ブルーが復活する。B5ブルーとは1960年代後半から70年代初頭にかけて使用されていたモパーオリジナルのハイインパクトカラー。
デュランゴには2018年まで利用可能であったが、8年の空白期間を経て2026年モデルから全ラインナップでセレクト可能になる。それに伴いジェイルブレイクでは700万通り以上の選択肢となる。
ミッドサイズボディ+3列シートを備えたSUVは数少なく、日本でも人気の高いダッジデュランゴは、2026年モデルとなってもガソリンエンジンモデルが購入可能であり、あのヘルキャットエンジンを搭載したモデルも新車で入手可能である。
138,000円
PERFORMANCE
GDファクトリー千葉店
18,900円
EXTERIOR
ウエストクラブインターナショナル
132,000円
PERFORMANCE
ウエストクラブインターナショナル
3,300円
OTHERS
ウエストクラブインターナショナル