更新日:2013.02.25
文/椙内洋輔 写真/トヨタ自動車
日本でも高い人気を誇る、トヨタのフルサイズ・ピックアップトラック。業界的にはビッグ3の牙城を崩すためにトヨタが投入した気合いの入ったピックアップトラックとして認知される。なんせ5.7リッターV8、いわゆる350エンジンを搭載したピックアップは、当時タンドラ以外ビッグ3には存在しなかったのだから。
そんなタンドラがデビューしたのが2007年。その後トヨタクオリティを引っ提げ業界をリードしてきたが、2014年ついにタンドラにモデルチェンジが行われる。ちなみに現在2013年モデルが発売され始めている状況ではあるが…。
といっても、人気モデルだけに大幅なチェンジが行われるわけではない。いわゆるマイナーチェンジというやつだ。
まずフロントマスクが変わる。これまでのいかつさは変わらずに、ディディールの改善である。また、インテリアも洗練と改善されたいくつかの機能により、一層使いやすさが増している。
一方で、ベースグレードのSR、ボリュームゾーンのSR5に上位グレードのリミテッド、そして上級グレードとしてプラチナムと1794エディションが新たに加わっている。
エンジンやミッションに変更はないので、主な違いがフロントマスクとインテリアの違いになる。
ここのところの円安傾向と相まって、現行タンドラ自体のプライスも上がっているという。この先の状況が読めないだけに、早めに購入すべきか否か、迷いどころでもある。
<2014 タンドラ/エンジンスペック>
●4.0リッターV6:270hp@5600rpm&5速AT
●4.6リッターV8:310hp@5600rpm&6速AT
●5.7リッターV8:381hp@5600rpm&6速AT
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