タンドラに乗るからといってすべての方がみな、アメリカンピックアップトラックということを意識しているとは限らない。たとえばトヨタ車の一部としてチョイスしている方も多数いるだろう。
だが本格的にアメリカンピックアップとしてのタンドラというものを意識した場合、やっぱり選ぶべきグレードは、コラムシフトとベンチシートの組み合わせモデルではないか? いわゆるこの「ベンコラ」こそ、あえてトラックに乗る流儀とも言えるだろうし。
このベンコラは、もはや本場のアメリカンピックアップトラックでさえもチョイスすることが不可能になりつつある今、タンドラはセレクトできるのである。
5つあるグレードの中で下位2グレードの「SR」と「SR5」のみ40/20/40分割のベンチシートがチョイス可能であり(シート表皮はファブリックとなるのだが)、コラムシフトも標準装備となる。いわゆるアメリカンピックアップだけが持つ独特な空間演出が可能となるのである。
そんな2014年型タンドラSR5をベースに、リフトアップを施した車輌がコレである。
ボディ同色にペイントされたオーバーフェンダー、プロコンプのキットによって6インチリフトアップされた足回り、そしてタイヤは35×12.5R20インチのニットータイヤ。
このクルマが納車されたノーマル時点で、ニューモデル車輌として試乗させてもらったが、その時とはまた違った迫力の姿に驚いた。何よりボディがひと回り大きくなったかのような錯覚を覚えるほどの迫力である。
ベンコラのピックアップに6インチリフトアップを施したタンドラは、ビッグ3のピックアップモデルを超える迫力を持つ、ある意味じつにアメリカンな1台となったのである。
迫力のリアスタイルを演出できるのは、今やタンドラ以外ではちょっと見当たらないような気がする。
オーバーフェンダーにホイール交換はある意味定番となったカスタム手法。これにリフトアップを施すことで、タンドラならではの世界観が誕生したのである。
ノーマルの素っ気なさも逆に新鮮ではあるのだが、上の写真を見てしまうと正直物足りなさを感じてしまう。
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