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連載 REGULAR ARTICLES ダッジチャレンジャー  (DODGE CHALLENGER)ワイド&ローの絶妙な仕上がりを見せるカスタムカー

ダッジチャレンジャー (DODGE CHALLENGER)

V6エンジンの小気味良さが際立つ存在

新車、中古車に関して今もっとも動きの激しい1台がチャレンジャーである。そんなチャレンジャーのひと味違うカスタムカーを取材した。

更新日:2014.07.29文/椙内洋輔 写真/古閑章郎

取材協力

ガレージダイバン
TEL 03-5607-3344 [ホームページ] [詳細情報]

2011年以降のモデルが必須

 モダンマッスルの旗手といわれて久しい現行ダッジチャレンジャーだが、今年はじめから俄然周囲が騒がしくなった(2015年モデルが発表され)。その最たる理由がヘルキャットの存在だったりするわけだが、同時に2018年が最終になるとの情報もあり、新車、中古車に関して今もっとも動きの激しい1台がチャレンジャーである。

 チャレンジャーは2008年に登場しているから、今年で7年目。モデルサイクルとしては、「まあこんなところ」といった感じで、中古車の台数もかなりの数にのぼる。このチャレンジャーは、旧車好き世代からも好まれる傾向にあり、そこが他車と明らかに違うポイントである。

 パフォーマンス的には、2015年モデルの登場前の段階では、最上級モデルたるV8「392」「RT」、V6「SE」と、どれをとってもかなりのレベルであり、古さを感じさせるモノではない。また、チャレンジャーのみMTモデルがセレクトできるのもポイントであり(チャージャーは選べない)、スポーツモデルとしての存在感はまだまだ十分に高い。

 で、そうした幅広い世代から好かれる現行チャレンジャーのモデル末期的お勧めグレードとして紹介したいのが、V6エンジン搭載のSEグレードである。

 搭載されるエンジンは3.6リッターV6、305hp、最大トルク268lb-ftを発生させるエンジン。コイツは5速ATと組み合わされ、かなり活発な走りを楽しませてくれる。というのも、それ以前の旧V6(250hp)から50hp以上のパワーアップを果たしているからだ。

 さらにV6モデルとはいえ、基本となるチャレンジャーのスタイルにほとんど違いはない。だからこそ、V6=下位グレードといった引け目を感じることなく乗れるのである。加えて、金額的な差額(V8比で200万円は安いか)でオリジナルカスタムを施すなんてことも可能であるだろう。
ひと味違う洗練されたムードでいっぱいのチャレンジャー。とはいえマッチョなアメリカンムードは濃厚に味わえる。
搭載されるエンジンは3.6リッターV6、305hp、最大トルク268lb-ftを発生させる。このエンジンは5速ATと組み合わされ、かなり活発な走りが期待できる。それ以前のモデルが搭載していたV6は、250hpだったから、50hp以上のパワーアップを果たしているからである。
チャレンジャーは、基本V6とV8とで外観の違いがほとんどない。今回のカスタムカーは、フロンマスクにT-Rexのファントムグリルを装着し、巷に溢れたレーシーなチャレンジャーとは、ひと味違う洗練されたムードを醸し出している。
2011年モデルからはインテリアの造形も進化し、質感も大幅にリファインされている。交換されているアルミ削りだしのシフトノブの質感&操作性は最高レベル。これだけでも、みんなやるべき!
KMCの22インチホイールを装着しているが、見事履きこなしている。
ペダースの車高調整キットとKMCの22インチによってワイド&ローの絶妙な仕上がりを見せる。このまま街中を走っても底付きせず、ダンピングの調整もされている。
剛性の高いボディに、小気味良く回るV6エンジンの組み合わせ、しかもスロットルコントローラーを装備し、アクセルワークを一層楽しくしている。マジで街中程度の走行ならV8モデルにも引けを取らないくらいの走りが可能である。

街中程度の走行ならV8モデルに引けを取らない

 というわけで、ここで紹介しているチャレンジャーは、2011年型チャレンジャー SEをベースにしたライトカスタムの1台。ベースとなる2011年型のV6 SE RALLYEパッケージ装着車にT-Rexのファントムグリルを装着し、アグレッシブな雰囲気を高めたモデル。この、上質なビレットアルミと美しい造形、さらに輝きを高める仕上げとフィッティングを備えたファントムグリルは、今人気上昇中のアイテムであるという。

 さらにペダースの車高調整キットとKMCの22インチ、GTS製のスモークテールランプカバーを装備してシンプルかつクールなチャレンジャーを作り出している。

 一方で305hpを発生させるV6エンジンには、スロットルコントローラーを装着してアクセルコントロールの楽しさをプラス。これにより出足のレスポンスが明らかに変わっている。

 この11年型のチャレンジャーでは、エンジンパワーが上がった事によりボディ剛性が高まり、旧モデルには何度も乗っていたが、その時感じた感触とは比べ物にならないほどの高品質感を醸し出している(内装の立て付けも年々グレードアップしているのだろう)。言わずもがなだが、中古車を手に入れるなら基本11年アップということになるのだろう。

 このV6モデルは、一回り以上小さいクルマに乗っているかのごとく軽やかに走り、街中程度の走行ならV8モデルに引けを取らないくらいの豊潤な低速トルクを発し、鈍さをまったく感じさせない。速度にして40キロ程度から80キロ程度までなら、逆にV6の小気味良さの方が際立つのではないか、そんな感じがするくらいの瞬発力である。

 ワイド感のあるボディに、クールなファントムグリルを装備して、22インチホイールと車高とを上手くアレンジし、ワイド&ローの絶妙な仕上がりを見せるチャレンジャー。マッチョなアメリカンムードを濃厚に感じさせる1台は、巷に溢れたレーシーなーチャレンジャーとは、ひと味違う洗練されたムードがいっぱいである。
全体的にはシンプルかつクールなチャレンジャーである。そこが好感。

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