BUBUの自社輸入システム『B.C.D(BUBU CALIFORNIA DIRECT)』の取扱車種の中でも安定した人気を誇っているのがフルサイズバンだ。とくにシボレーエクスプレスバン&GMCサバナをベースに制作されるハイルーフのコンバージョンバンの人気は高く、高額な車両本体価格でありながら、問い合わせは多いとのこと。
フルサイズバンベースのコンバージョンバンの最大の魅力は、何と言っても豪華で広々とした車内空間。アメリカの有名コーチワーカーの制作するコンバージョンバンの内装は、車両紹介などではよく豪華なリビングルームに例えられるし、また、高級ソファ並みの座り心地を誇るシートは、航空機のファーストクラスにも例えられるが、それらの記述は決して大げさな比喩ではない。
個人的には、道路を走って移動する道具として、フルサイズバンベースのハイルーフコンバージョン以上に快適な乗り物は存在しないと思っている。VIP(要人や貴人)が乗るクルマにはセダンベースのストレッチリムジンがあるが、「後部座席の快適性」という観点で比較するのであれば、車高が高くて車内空間にゆとりがある分、フルサイズバンベースのコンバージョンバンの方が勝っていると思う。
最近は日本でもトヨタのアルヴェルやニッサンのエルグランドといった豪華さやゆとりを売りにしたミニバンが人気だが、ミニバンは所詮ミニバン。フルサイズバンとはそもそものサイズ(=車内空間の広さ)が違う。また、いくら「ラグジュアリィ(luxury )」を謳ったところで、所詮はメーカーの大量生産品に過ぎない。乗り比べるまでもなく、両者の違いは明白。例えるなら日本の都市部の高級マンションとアメリカの郊外のお金持ちの別荘の違いとでもいうか?(笑)。確かに日本製は細かい部分の作りが良くて機能的なんだけど、どこかセコセコとゆとりがないのに対し、アメリカ製はは色んな意味でゆとりがあって寛げる感じ?
日本のLLクラスのミニバンがフルサイズバンベースのコンバージョンに勝ってる部分があるとしたら、サイズのコンパクトさゆえの取り回しの良さくらいだと思うが、たまの休日に家族や友人と大人数で快適に楽しく移動するための乗り物に対して、日常ユースでの取り回しの良さを云々するのはナンセンスだろう。
ま、そんなわけで日本車とは一味も二味も違う魅力が満載のフルサイズバンベースのコンバージョンバンであるが、アメリカにおけるバンの需要の低下の影響もあり、残念ながら新車ベースのコンバージョンバンは絶滅に瀕している。BUBUの『B.C.D』の現地調達の担当者によると「欲しくても手に入らない」のが現状だそうなので、欲しい人はお急ぎを!
↓BUBU公式ホームページ内物件情報
>>GMC サバナ ハイルーフ エクスプローラーLTD X-SE AWD
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