更新日:2016.10.04
文/編集部 写真/
ドイツ・ニュルブルクリンクの北コースを7分26秒4で走り抜け、世界最速の市販車と唱われたC6コルベットZR1。2012年モデルでは同コースを7分19秒63で駆け抜け、アメリカン・スーパーカーの底力を世界に知らしめた「怪物」である。
最高出力647ps、最大トルク83.5kg-mという驚異的なスペックを叩き出すスーパーチャージド6.2リッター「LS9」エンジンを搭載し、カーボンファイバーを駆使した軽量ボディなど、あらゆるレーシングテクノロジーを惜しげもなく投入。世界の名立たるスーパースポーツをも凌駕する、コルベット史上「最強」として君臨した。
このLS9の出力は、当時のフェラーリやランボルギーニV12を追い越し、SRTバイパーよりも上だった。だがそれ以上に凄いのが最大トルク値。あのヴェイロンを別格とすれば、当時、世界最高の高みに登った珠玉の名機だった。
だが現在、コルベットはC7へとモデルチェンジし、C7型のZR1は発売されない。正確に言えば、C6時のZR1の役割はC7 Z06担っている、と思われていた。
しかし、ここ数カ月C7周辺での動きが激しくなった。コルベットと思わしきテスト車両が各地で散見されているのだ。しかもその車両には大型リアウイングが搭載され、ボンネットフードには明確なドーム状の盛り上がりが見える。
C7コルベットに関しては、別の情報でミッドシップ化が行われるとの報道があり、今回のテスト車もその光景かと思われていた。しかもGMが「ZR1」の商標登録を再び行っているとの事実もあり、次期コルベットはZR1の名でミッドシップモデル登場との憶測が飛んだのである。
だが、ミッドシップ化のテストが行われ次期C8に登場するとの予定に間違いはないと思われるが、今現在開発されているZR1はC7ベースのFRモデルである。
正確には、新たな6.2リッターV8ターボエンジンのLT5を搭載した700hpモンスターの登場である。恐らく、ヘルキャットの707hpを越える数字を出してくるはずである。それに10速ATが組み合わされ、ボディには大型リアウイングが最強モデルとしての証となる。
現地メディアでは、発表は2017年のデトロイトショーと言われている。
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