第三京浜港北インターから約10分。大きな門構えに「SHINE STREET」のネームプレートがひときわ目立つ。なかに入れば、マスタングやチャレンジャーといったV8モデルが並び、奥には北米専用車たるインフィニティブランドのモデルたちが陳列されている。
一方、そのとい面にあたる側にはガラス窓付きのショールームが建築中であり、取材日当日にはそこにエスカレードとチャレンジャーが並び、奥にはアルミボディのシェルビーコブラが展示されていた。
代表の太中氏は「今、世界中からV8エンジン搭載車が少しずつ消えてるます。身近な例で言えばトヨタクラウンからV8が消えました。いわゆるエコな時代、そしてダウンサイジングという方向にどのメーカーも向かっているという認識もあります。でも、あえてアメ車に乗るというのであれば、『無駄こそカッコイイ』という理念のもと、年式問わずV8モデルを選んでもらいたい」という思いますがありますね。
続けて「店頭にはだからそういうモデルたちをラインナップさせるよう努力しておりますが、なかなかそれだけではダメみたいですね(笑)」
実際、エスカレードやチャレンジャーといったアメ車らしさ全開のものもあれば、V6マスタングやインフィニティ系のマシンも展示されており、流行りに応じた程度良好なマシンたちが並んでいるという印象である。
太中氏は、アメリカ・ロサンゼルスに「ハートインターナショナル」を創業し、その支社として「シャインストリート」を設立した経緯を持つ。かつては、アストロやカプリス全盛期においては本国から良質な新車中古車を日本に持ち込み、さらには「SHINE STREET」や「TYCOON」といったオリジナルブランドを立ち上げ、そのパーツを配したオリジナルモデルをも発売されている。
そうした流れは今現在も続き、ユーザーひとりひとりに対する「オンリーワン」のアメ車を提供すべく活動されている。ときには新車が出れば真っ先に日本に持ち込み、日本最速のオーナーとしてユーザーを満足させ、ときには本国アメリカでカスタマイズパーツを装着したチャレンジャーを製作し日本における唯一のオーナーを作り上げる。
本国アメリカに本社を持つシャインストリートは、アメ車に「オンリーワン」の価値観を求める方々を十分に満足させるのである。
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