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アストロ全国大会でアメ車ワールドのアストロをお披露目!

シボレー・アストロ 長期レポート 第3回(イベント)

2001年型シボレー・アストロLS AWD × アメ車ワールド

アメ車ワールドのシボレーアストロは、実はサイト上での企画開始以前に「アストロ全国大会2018」でお披露目してました。今回はその際に発覚したトラブルをご報告します。

更新日:2018.06.30

文/田中 享(Tanaka Susumu) 写真/田中 享(Tanaka Susumu)・小関 一尚(Ozeki Kazunao)

取材協力/浅沼ファクトリー TEL 090-8854-1488 [ホームページ] [詳細情報]
     6 DEGREES(シックスディグリーズ) TEL 072-984-6651 [ホームページ] [詳細情報]
     アストロ全国大会公式サイト TEL  [ホームページ]

アストロ全国大会2018で先行お披露目

 実は編集部で購入したアストロは、4月15日(日)に静岡県の「まいかいの牧場」にて開催された「アストロ全国大会2018」でお披露目しています。
 まだ企画開始前だったんですが、アストロ&サファリのオーナー&ファンの皆さんに、アレコレと手を入れる前の状態を見ておいてほしくて。いくつかの雑誌の締切りをブッチぎって、イベントの二日前にギリギリで名義変更&任意保険の加入を終わらせました(笑)

 編集部からイベント会場までは往復で約300km。当然ながら高速道路を走る事になるし「長距離試乗テストには丁度良い距離だな」と考えたのも、イベントに参加した理由のひとつだったんですが、実際に問題が浮き彫りになっちゃったんですよね(笑)。

日本全国のアストロ&サファリオーナーが集まる「アストロ全国大会」は、第一回から取材している筆者にも思い入れのあるイベントなので、編集部のアストロはここでお披露目したかったんですよね。

イベントに行く途中にトラブル発生!

 アストロ全国大会の時には、埼玉県の某所でカメラマンをピックアップし、首都高→中央道というルートで会場に向かったのですが、首都高に乗った時点でもう「あれ?」と違和感を感じ、それは4号線から中央道に入った段階で確信に変わりました。
 筆者が感じた違和感は何か?というと、加速の悪さ。アクセルを踏み込んでも「あれれ?」というくらい加速しないんですよね。例えるなら「自然吸気の軽自動車に大柄な大人4人が乗った状態」or「小型の積載車に積載量ギリギリの重い車両を載せて走ってる状態」という感じ。どう考えても筆者が体験的に知っているアストロ&サファリのパワーじゃない。高速道路を走れないほどじゃないんですが、追越車線に出るのを躊躇うくらい。下道を走っている時には気づかなかったんですけどね。

 ただ、正直この段階では「明らかにおかしい」「普通じゃない」とは感じても「じゃあ何処が悪いのか?」までは特定出来なかったし、それほど深刻には考えてはいませんでした。
 ところが、しばらくすると「サービスエンジンスーン」が点灯しちゃったんですよねぇ。「あーあ…」という感じ(笑)。このチェックランプは点きっぱなしじゃなくて、暫くすると消えたので、そのまま走り続けたんですが、この段階で「丁度良い(?)や。会場に着いたらプロに診てもらおう」と決めました。

 「なんかあっても企画になるさ」くらいに気楽に考えて現状販売してもらった車両ではありますが、まさかいきなり不具合が出るとは思いませんでしたね(笑)。まぁでも、長年の経験と勘で「それほど大事にはならないだろう」という予感もしてたんですけどね。

浅沼ファクトリー代表の浅沼氏は、今回のアストロ全国大会にはご家族と一緒にプライベートで参加されていました。実は彼はショップをオープンする以前から一オーナーとしてイベントの運営を手伝っていたベテランオーナーなんですよね。

トラブルはトラブルとして、仕事はきちんとしないといけないので、イベント中は写真を撮ったりアワードを授与したりしてました(笑)

販売店代表の見解はエアフローセンサー

 今回のアストロ全国大会には、編集部にアストロを売ってくれた浅沼ファクトリーも参加していたので、会場に着いてすぐに「社長、こうこうこういった状態なんですが、ちょっと診てもらえません?」とお話しました。すると、同社代表の浅沼社長は「あー、それはたぶんエアフローセンサーじゃないかな? ただ、今日はテスター持ってきてないんですよね。すぐに走れなくなったりはしないと思うので、イベントが終わったらお店に持って来てください。仮にもし途中で止まったりしたら積載車で引き取りに行きますので」とのこと。

 実は筆者も「ちょっと前のアメ車で走行に支障が出る場合、原因は大体「燃料」か「火花」か「電気」か「空気」。でも、この感じだとフューエルポンプじゃなさそうだし、プラグやプラグコードやデスビという感じでもない。バッテリーやオルタならエンジン止まるし。となると吸気系かなぁ…」とアタリをつけていたので、浅沼代表の「エアフローセンサーかも?」というセリフを聞いた段階で「あっ!そういや昔のアストロメンテの時にそんなんあったな。たぶんそれだ」と、一安心しました。
 なぜ一安心したのか? エアフローセンサーはそう高価な部品じゃないし、交換作業も簡単で工賃もそう高くないからです(笑)。

実は6ディグリーズはこの日サービスで「無料テスター診断」を行っていたんですよね。これは筆者的にもラッキーでした(笑)

一目瞭然というか(笑)

スキャンツールで原因が特定されると安心します

 トラブルの原因が何となく予想できたところで、その後は本来の第一目的であるアストロ全国大会の取材を行ったんですが、昼食休憩時に、わざわざ大阪からゲスト参加していた6ディグリーズの石堂代表にも「いやー、来る途中でチェックランプ付いちゃって(笑)」とお話ししたところ、「TECH2(テックツー)持て来てるから診ましょか?」と言って下さったので、お言葉に甘えて診ていただきました。

 すると、TECH2のモニターには「P0101 マス エアフロー(MAF)センサー 機能不良検出」の文字が。予想的中でした(笑)
 ちなみに「故障診断コード」というのは全メーカー共通で、「P01XX」というのは「燃料および空気の計量」を指します。この辺はまた機会があれば『修理・点検・メンテナンス』のコーナーで取り上げようと思います。さらに余談ですが、「最新のインターフェース+PC方式のスキャンツールと違って、TECH2みたいな一体型はこういう時に便利だなぁ」と思いましたね(笑)。

 ということで、購入早々にトラブルが発生してしまったアメ車ワールドのアストロですが、実はすでに修理は終了しています。この修理についてはまた改めて紹介しますのでお楽しみに!

<関連記事>
>>シボレー・アストロ 長期レポート 第1回 を見る
>>シボレー・アストロ 長期レポート 第2回 を見る

エアフローセンサーというのは、エアクリーナーの後ろに装着されている部品です。

今回アストロの診断をして下さった6ディグリーズの石堂代表(右)と加藤さん(左)。後ろの95年型アストロは、石堂代表が新車から乗り続けている車両です。

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