本来なら『アメ車逆輸入車試乗記』の方に掲載するべきかとも思ったのですが、見た目が見た目だし、ネタ的に面白いのでこちらに掲載することにしました。
先日、A-carsの依頼で熊本で取材したのがこのアストロです。どうです?『シボレー・アストロ 長期レポート』に出てくる車両とソックリでしょう?(笑)
アメ車ワールド編集部のアストロと、このインポートカー・グローバルの在庫車の違いは、主に年式、走行距離、販売価格の3点です。
アメ車ワールドのアストロは、2001年型、購入時の走行距離は約19万km(現在は約19万5000km)、購入価格は税込39万円(現状販売)でした。
対してこちらのアストロは2000年型で走行距離は11万7000km。販売価格は税込58万円となっています。それ以外はグレードもボディカラーもヤナセものの正規輸入車であることも全く同じです。
考えてみれば凄いですよね。新車販売時から20年経っているにも関わらず、ほぼ同じ内容のアストロが同一時期に売りに出されていたわけですから。そう人気があったとは思えないこのボディカラーで、LSのAWDというところまで同じなんですから(笑)
ブラックスチールのデイトナホイール&ホワイトレタータイヤとUS仕様のサイドミラー以外はほぼノーマル。
見た目はアメ車ワールドのデモカーと全く同じ。年式こそ1年違うが、ボディカラーもグレードも駆動方式も全く同じです。
アメ車ワールドのアストロと、このインポートカーグローバルのアストロには、車両販売価格に19万円の違いがありますが、走行距離が約8万kmも違うし、未整備での現状販売車両と、販売後に納車整備される予定の車両という違いがありますからね。軽く乗った感じだと、全体的な程度も少しは異なるし。この価格差は妥当だと思います。
↓このアストロの物件ページはこちら
>>2000年型シボレーアストロLS AWD
アメ車ワールドでアストロを購入した際にも感じたのですが、新車販売から20年前後も経過しているにも関わらず「普通に走る分には何の問題もない」車両が、そう苦労せずとも見つけれれるシボレーアストロ&GMCサファリというのはやっぱり凄いと思います。
ミニバンとしての実用性の高さは折り紙つきだし、今見ても古さは全く感じないし、乗ればアメ車らしさを感じることができるアストロ&サファリが数十万円で購入出来るんですからね。20世紀後半から21世紀初頭にかけての日本のアメ車マーケットを思い出せば、今は本当に良い時代になったもんです(笑)。
エンジンや足回りの調子は走行距離が少ない分、アメ車ワールドのデモカーよりもこちらのアストロ の方がやや上という印象。試乗した時点では、機関的には不安を感じた箇所は全くありませんでした。
ダッシュパネルが少し浮いていたり、アームレストの部分が少し裂けているところなども同じです(笑)。ま、同じ車種なんだから弱点も同じになるのは当然ですね。
取材にご協力いただいたインポートカーグローバル代表の川端社長。九州随一のアメ車のベテランとして、メディアの間でも有名な方です。
人や物を効率的に運ぶミニバンとしての基本性能は未だに一線級。最近の国産車のような快適装備は付いていませんが、頑丈さや乗り味に関しては勝ってます。
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES
35,530円
EXTERIOR
6DEGREES
8,151円
MAINTENANCE
6DEGREES
2,090円
MAINTENANCE
6DEGREES