一ヶ月前に話には聞いていた。「今度V6GT入るよ」と。聞けば、「北海道からの注文でチャレンジャーの四駆が欲しいというオーナーさんからの依頼です」と。
「北海道の雪道を走るのに四駆が欲しい。しかもチャレンジャーで欲しい。ならGTなら四駆モデルがある。V6エンジンだけど、四駆が絶対なので、それでお願いします」といった感じだろう(実際のところは分からぬが)。
ところが、面白いことにGTのみの注文でなく、同時にカスタマイズもしたいという。ワイドフェンダーにホイール換えてリアウイング付けて。さらにV6エンジンにもアレンジをくわえて、エアクリーナー、へダース、そしてマフラー交換も。
話は若干それるが、先日某イベントにてたまたま偶然にもV6チャレンジャー乗りの方にお話を聞いた。その方のチャレンジャーはローダウンしホワイトレターの極太タイヤを装着していて、パっと見だと、それはそれは迫力のあるチャレンジャーだった。しかも他のチャレンジャーとは異なり、若干甲高い排気サウンドが目立っていたからこそのインタビューとなったのだ。
で、聞けば、もともとスカイラインにお乗りの方が乗り換えでV6チャレンジャーに。ま、現実的なお話として「排気量による税金対策もありV6をチョイスしたとのこと」。
だが、見栄え中心のカスタマイズに、マフラー系のチューニングだけは譲れず。でもそれらによってV8チャレンジャーとはかなり趣の異なるサウンドが手に入り、逆にV8に慣れている筆者には非常に興味深く思えたのであった(すごくイイ音だった)。
その出来事のあとのGTだっただけに、しかもへダースチューンも行うということで待ちに待った取材だった。が、じつはまだ作業途中という(笑)。へダースのパーツ待ちということだ。
ちなみに、チャレンジャーGTは四駆であるが、GT用の社外へダースは今のところ存在しない。恐らく四駆であるからフロントにもデフが存在することにより、パーツ開発が遅れているのかもしれない(もしくは開発されていないかもしれない)。
でも、シッカリカスタマイズされれば、それこそワンオフのV6サウンドとフィーリングが得られるだろう。
ということで、今現在、チャレンジャーのワイドフェンダーのアフターパーツの装着を終え、ウインカーやリアテールの意匠の日本仕様への改善作業を行っている途中段階で一度取材させてもらった。
まったくの新車であるから車両自体がキレイなのは当たり前として、ワイドフェンダーがものの見事に装着されていることに驚いた。ちょっと前に純正のワイドボディを見たばかりだったので、それに劣らぬ装着精度に感心したのである。「これならみんなやった方がいいよ」と。
しかもGTにはスプリットグリルが装着されているから、そのグリルとワイドボディとの組み合わせも斬新であり、カッコイイ。
それにくわえ、今後V6エンジンの吸排気系に手が加わりサウンドを含めたフィーリングの部分にさらなる気持ち良さが加わるのであれば、まさに新しいチャレンジャーの楽しみ方として、「AWD+V6」の存在価値が増すのではないだろうか。
今後、パーツの装着終了時点で改めて取材し、チャレンジャーGTの全貌をお届けしたい。
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