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試乗記 TEST RIDE レクサス LX570 (LEXUS LX570)レクサス独自の世界観によって高バランスにまとめられる

レクサス LX570 (LEXUS LX570)

それを好む方々においては極めて心地よいSUVだ

2013年に激変したレクサスLX570に試乗した。レクサス独自の世界観は、キャデラック系とはまた違った独特のものであり、それを好む方々には究極のSUVとなるに違いない。夏以降、日本のレクサスチャンネルでも販売開始ということもあり、話題沸騰のSUVである。

更新日:2015.06.11文/椙内洋輔 写真/古閑章郎

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搭載される5.7リッターV8エンジンは、383hp、最大トルク403lb-ftを発生させる。圧倒的なパワー感はないが、十分に速く、知らず知らずの間に180キロオーバーなんて領域に達していたりする。

2013年にビッグマイナーチェンジを実施

 LX570は、トヨタランドクルーザー200をよりラグジュアリーに仕立て上げたレクサスバージョン。2007年4月のニューヨークモーターショーで華々しくデビューし、デビュー6年後の2013年にビッグマイナーチェンジを敢行する。

 当時レクサスGSから導入されはじめたスピンドルグリルを採用して表情を一新したのである。また、ヘッドライトにはLEDが組み込まれ、テールライトやホイールのデザインも変更。インテリアはマホガニーウッドトリムの新採用などで豪華さに一段と磨きをかけたのである。

 ベースとなったランドクルーザーとの最大の違いはエンジンであり、搭載される5.7リッターV8は最大出力383hp、最大トルク403lb-ftを発生させる。そしてそれを6速ATで駆動するのである。

 LX570は、一般道をメインとするラグジュアリーSUVにはとどまらず、高度なオフロード走行性能を併せ持っている。駆動システムには先進のフルタイムAWDを採用しており、クロールコントロールやヒルスタートアシスト、トルセン式リミットスリップセンターデフ、オートレベリングサスペンションなどにより、オーバースペックともいえる走破性能を実現している。そこはさすがのランクルベースと言えるだろう。

 インテリアは、レクサスSUVの頂点に君臨するフラッグシップモデルとして高級感の演出が素晴らしい。メタルとウッドを配した豪華なインパネ、上質なレザー、各部のトリムに配されたマホガニーウッドなど、ラグジュアリーカーならではのマテリアルがふんだんに取り入れられている。

 まったくの余談ではあるが、このLX570、どうやら日本に正式導入されるらしい。時期としては8月以降か。日本のレクサスチャンネルで右ハンドル仕様の販売が開始されるのである。

 試乗車は2013年モデルということで、ちょうどビッグマイナーチェンジが行われた後のモデルだった。

 レクサスとはいえ、ランクルベースであるためにフレームボディ構造のSUV。しかもデビュー後すでに6年が経ったモデル。にもかかわらず、初めて乗ったがその印象は驚くべきものだった。

 とにかく静かである。乗り味は徹底的にコンフォートで、不快な振動や音、ガタつきを感じることがまったくない。しかも安定性は非常に高く、操縦性にダイナミックさは感じないが、それでも「これがフレームボディのSUVか」と驚きは隠せない。

 ステアリングやブレーキのタッチはさすがトヨタ、フィーリングは軽く、応答性もこのサイズのクルマとしては非常に洗練されている。ブレーキも、現状サイズで十分に効き、大きな車体をしっかりと停止させてくれる。

インテリアは、いわゆるレクサス独自の世界観でまとまっており、高級感溢れ、非常に質感が高い。だがそれは、キャデラックとはまた違った印象であり、好きな人にはたまらない空間となっている。
 搭載される5.7リッターV8エンジンは、ノーマル状態でも過不足ないパワーを発生させ、一般道を普通に走るのには何ら文句は出ない。

 高速では、アクセルひと踏みでの加速感は勇ましく、追い越し車線を先頭切って飛ばすだけの力もあり、十分にパワフルである。しかも極めて静かでスムーズである。

 ただし、レクサス570が属するセグメントにおいては、もはや400hp超えは当たり前である。大パワーを余裕として使う大人のラグジュアリーSUVとして、足りないことはないが、他車との比較において物足りない感が出ることはあるのかもしれない…。

 とはいえ、現状のコンセプトにおいて1台の車両として見た場合には、すべてにおいてバランス良くまとまっていると言えるだろう。

 一方インテリアにおいては、非常に落ち着いた印象であり、極めて快適である。ただし、たとえばキャデラックエスカレードのような派手さはまったくない。

 というか逆にレクサスならではのこだわりというか威厳があり、たとえばそれは各部の操作型の配置にも現れており、センターコンソールに配された駆動系やサスペンションセッティングなどを変更するスイッチの使い勝手の素晴らしさは特筆ものだったりするのである。

 旧アメリカ的な質実剛健さは感じさせないが、レクサス独自の世界観でまとまっており、それを好む方々においては極めて心地よいSUVに違いない。

 最後に。このクルマの最大のポイントはやはり価格だろう。本国価格において、キャデラックエスカレードよりも高い。2015年モデルの新車で9万ドルを越える価格なのだが、それでも難なく買えるユーザーにとっては、このプレミアム感こそがきっと大切なのだろう。

■車名:LX570
■全長×全幅×全高:5005×1971×1920mm
■ホイールベース:2850mm
■エンジン:5.7L V8 DOHC
■最高出力:383hp/5600rpm
■最大トルク:403lb-ft/3600rpm
■トランスミッション:6速AT
■駆動方式:AWD
■ハンドル位置:左
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