新たに始まったニューラングラーの発売価格は以下のとおりである。
■スポーツ:459万円 (受注生産):V6エンジン
■アンリミテッド スポーツ:494万円 :直4ターボエンジン
■アンリミテッド サハラ ローンチエディション:530万円:V6エンジン
ということで、アンリミテッドスポーツは必然的に直4エンジン搭載モデルということになるわけで、新型購入希望ユーザーとしては530万円のV6か494万円の直4ターボか、という迷いが生じるはずである。
その差36万円で、もちろんエンジンの違い以外にも装備差が生じるのだが、ユーザーにとっての大きな違いは、まずは搭載エンジンになるだろう。
ジープ前橋の山本店長(旧ラングラーオーナー)に聞けば、「直4ターボエンジン自体のパワー感にまったく不満はありませんよ、実際に数値的なスペックでも、トルク数値は直4ターボの方がV6を上回っていますし、走っても低回転からターボが効き、旧モデルのラングラーJKモデルと比較しても遜色ないですね」という。
なるほど。たしかにそうなのだろうが、それほどパワー感に差がないとすれば、あえて直4ターボを登場させた意味とは?
恐らく、圧倒的な燃費性能の向上だろう。これに関しては、今後、じっくり走ってみないと数字的な証拠は出せないのだが、シンプルにV6モデル以上の経済性が魅力ということが言えるのではないだろうか。それ以外にも、直4エンジンはかなり現代的なエンジンなはずで、そのあたりのV6とのフィーリング差も当然あるだろう。
とはいえ、その差36万円であれば、「どちらにも行ける範囲の金額差」とも思えるので(非常に上手い金額設定だなと思う)、旧モデルのV6ラングラーに乗っていた方は、「今回あえて直4ターボ」に乗ってみるのも面白いかもしれない。
さらに、今度の新型はAWDでずっと走れるので、安定感は旧モデル以上であることは間違いないし、ミッションが8速ATとなったことによるスムーズさは特筆ものという。しかもそのATと直4ターボの組み合わせも良好ということだから、自然と直4ターボに興味が湧くのである。
ただし、残念なお知らせだが、人気のあまり売れ過ぎてしまい、仮に今すぐオーダーを入れても来年の4月以降の納車となる見込み、というから非常に驚きだし、改めてラングラーの人気を再確認するのである。
12,810円
PERFORMANCE
6DEGREES
17,298円
PERFORMANCE
6DEGREES
18,420円
PERFORMANCE
6DEGREES
2,090円
MAINTENANCE
6DEGREES