TEST RIDE

[試乗記]

絶滅危惧種6.4リッターV8NAエンジン搭載マシン

2020 ダッジチャージャーR/T スキャットパック

セダンであるからこその気軽に「速い」が魅力

マッスルカーと言えばチャレンジャーという方が多いが、今回はチャージャーを取材。兄弟車300Cとも異なるV8セダンは2021年イチオシのマッスルセダンである。

更新日:2021.01.26

文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力/BUBU / ミツオカ TEL 0120-17-2290 [ホームページ] [詳細情報]
     BUBU横浜 TEL 045-923-0077 [ホームページ] [詳細情報]

2005年に復刻し第二世代へ突入

 1987年に生産終了したダッジチャージャーが再び復活したのが2005年。いわゆるLXプラットフォームを利用した300、マグナム等との兄弟車として誕生したのであるが、最大の違いがドア数。

 復刻版は旧時代の2ドアモデルとは異なり4ドアセダンとして誕生したのである。

 デビュー当時から、やはり男臭い&ワルっぽい雰囲気がチャージャーの特徴であり、しかもV8搭載。旧時代チャージャーの最終期にはV8搭載ではなくなっていたこともあり、瞬く間に人気車として認知されていった。

 そんな05年登場の復刻版チャージャーは、2011年にマイナーチェンジを行い若干の変更、そして2015年にフルモデルチェンジを行っている。

  だからここで紹介している2020年型ダッジチャージャーとは、復刻版チャージャー第二世代の車両である。

 で、取材車両はチャージャーR/Tスキャットパック。R/Tとはいえ、エンジンには392=6.4リッターV8が搭載されている。

2015年にフルモデルチェンジが行われ登場した現行型。このデザインは68年モデルあたりのモデルをベースにしていると言われている。マッスルセダンとして攻撃的フォルムが魅力的。

リアのデザインも同様。あくまで旧モデルをベースとしながらも現代的なセンスによってまとめられている。

「大排気量V8NA+セダン」は今後絶滅危惧種

 個人的にも、現行チャージャーの一番現実的な「ホットモデルこそが392」という認識があるから、しかも日本でのチャージャー自体の個体数が少ないということもあり、非常に価値が高いと思っている。

 すなわち「大排気量NAエンジン」の魅力である。今やスーパーチャージャー武装にてパワーアップを図った車両がほとんどであるなか、6.4リッターV8NAエンジンは世界中を見渡しても相当レアな存在。正直、この部分だけでも「買い」である。

 ありきたりの言いぶんだが、この先もハイブリッドや電気自動車、さらには過給器をつけた小排気量車がどんどん増えていくはずであり、これだけの大排気量かつNAエンジンを持つ車両は将来的に皆無となっていくに違いない。

 だからこそ将来的な展望も含め、「長く乗るなら392」であり、高額自動車税という苦痛に耐え忍びながらも旧時代から続くアメリカンV8ならではの醍醐味を味わってほしいと思うのである。

2005年に復刻した現代版のダッジチャージャーがコチラ。男臭い&ワルっぽい雰囲気のデザインが人気だった。

スキャットパックに搭載されるエンジンは、6.4リッターV8ヘミで485hp、最大トルク475lb-ftを発生させる。今後絶滅必至な大排気量V8エンジンだけに希少価値が高まるだろう。

ダブルエアダクトを設けたフロントグリルの変更が施され、これまで以上に迫力が増している。

男臭いブラックカラーも良いが、イエローやレッド、さらにはB5ブルーといった原色やメタリックカラーにするとまた違った魅力が備わるのもチャージャーならではである。

余裕の392エンジンに優越感すら感じる

 それにパフォーマンスも現状で十分である。たとえばサーキットを徹底的に走るとかドラッグレースに出場するとか、他車との競争を真剣に行いたいというのであれば話は別だが、日常的な足として使い、週末のドライブに使い、年に数回の長距離移動といった車両としての使い方であれば、実際にはその持てる力の半分もあれば事足りる。

 にもかかわらず、そこにあえての392エンジンということで、所有しているだけでも十二分に優越感に浸れるはずである。

 実際、これまでに数度、392にて高速道路を走った経験があるが、ひと言「決して煽られないだろう」。そのくらいのパフォーマンスである。

 しかも圧倒的に運転しやすい。例えばチャレンジャーは、ボディ形状がスポーツクーペであるから着座位置が低く、ボディ室内のタイト感とともに、ドライバーは乗る時点からある種のスポーツ走行をイメージしている部分がある。

2015年のモデルチェンジを機に一新されたインテリア。現代車のなかでは質感が高く、満足感も高い。

2015年から新たに搭載されている8速ATは、新時代のアメ車らしく積極的なシフトアップとダウンを実現してくれる。392V8エンジンもこのミッションと組み合わされてこそ真価を発揮すると言ってしまってもいいだろう。

「D」レンジに入れっぱなしももちろんいいが、ステアリングの感触やパドルシフトの質感にはスポーティなフィールを感じることだろう。

大人4人が乗れてV8エンジンが搭載されているセダンは今やレアな存在。しかもオッサン臭い感じが一切ないマッスルセダンだからこそ価値が高まる。

チャレンジャーとの確実な差

 だが、チャージャーはいわゆる4ドアセダン。室内空間もチャレンジャーより開放感を感じ、着座位置も着座姿勢も楽であり、言ってしまえばクラウンに乗る感覚と同じ接し方が可能である。

 それでいてV8NA485hpの豪快なサウンドとパワー感。斜に構えて片手ハンドルでおしゃべりしながらのドライブが可能であり、そんな状況でも瞬時に200キロオーバー突入である(笑)。

 この安楽なセダンであるからこそのの醍醐味というのがチャージャーの最大の魅力であり、そこは同じエンジンを積むチャレンジャーとの大きな差であると思うのである(もちろんチャレンジャーが好きな方はそちらをどうぞ)。

 なお、このチャージャーに関して言えば、日本で取り扱いのあるショップが限られているから注意が必要である。世界的なSUV人気によりセダンの取り扱いが圧倒的に減っているのがその理由の一つであるが、BCDはそうした中でもかなりの数扱っているから、こうした入庫が定期的にある。

 しかもBCDには「B.C.D 50プラン(フィフティプラン)」という購入プランがあり、購入時にすでに3年後の買取価格50%を保証してくれる。すなわち、仮に500万円の車両の場合、半額の250万円を保証してくれるということだから、購入に対する不安の一部を確実に解消してくれる。

<BUBUだけの3年後50%保証システム 「B.C.D 50プラン」>
1:3年後の買取価格50%保証いたします。
2:1年間の長期保証(新車は3年間)
3:メンテナンスパック
etc(対象車種等による詳細はBUBU横浜にお問合せ下さい)

デジタルとアナログを融合させたメーター類の視認性も良く、デザイン的な満足度も高い。タコメーターの動きが気になるセダンはそうはない。

座り心地とホールド性が高いレベルで両立されているシート。着座位置とダッシュボードやボンネットフードの高さが絶妙で、運転しやすくあまりサイズを感じさせないのも魅力。

BCDならではの「買うから売る」までの安心感

 あくまで机上の計算に過ぎないが、今回紹介しているチャージャーデイトナの618万円(諸費用含まず)なら、3年後に309万円は保証されるということである。もちろん、その時点での程度問題はあるはずだし、購入時点での契約内容によるところはあるのだが、事前に売却価格が保証されるメリットはかなり大きい。

 BCDスタッフによれば、「ほとんどの方がこのフィフティプランを使用されますね。こういった購入から売却に至るすべての流れは、BCD車両ならではの特徴だと思います」

 BCDによる徹底的に管理され輸入された車両であること、さらに購入後のシッカリしたアフターフォローを受けた車両だからこそ、三年後の買取価格50%が実現できる。

 直輸入車に興味はあるが不安を感じている方がいるならば、BCD車両を一度見てみるといい。その程度の良さにきっと驚くに違いない。

  なお、全くの余談だが、今や現行型チャージャーのトップモデルにはスーパーチャージャーによって717から797hpを発生させるし、それによって世界でも最速の部類に入る4ドアセダンとして評価され、しかもそれでいて世界中のパフォーマーと比較すれば安価な価格で入手可能であるから、興味がある方は、BCDスタッフに尋ねてみるといいだろう。ちょうど、チャージャーのヘルキャットが入庫するという話を聞いたばかりなので。

車両やBCDに関する特徴を丁寧かつ穏やかに説明してくれる鈴木氏。BCDなら「買う」時から次なる「乗り換え」や「売却」に至るまでを安心感を持ってスムーズに行える独自のシステムを備えている。

BCDでは、FCA車両に関して「ワイテック2.0」を使用した定期検診をこなしており、プログラムのアップデートやリコール情報等のアップデートが必要な場合も適宜なさているから、安心感がまったく違うのである。

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