更新日:2022.08.18
文/石山英次 写真/ステランティス
自動車好きなら誰もが思う「あったらいいな!」。そんな1台がチャレンジャーのコンバーチブル。筆者も過去に一度取材したことがあるのだが、その時はあまりの美しさに言葉を失った。
というか、あくまで個人的な意見だが、「現行型チャレンジャーの分厚いボディに一番似合うのがコンバーチブルではないか」と以前から思っていただけに、このリリースはまさに吉報と思った次第。
で、そんなチャレンジャーのコンバーチブルが販売になる。といってもダッジのオフィシャル製作ではなく、『ドロップトップカスタムズ』と呼ばれるサードパーティによる製作。
だが、販売網は現地ダッジのディーラーであるというから、例えれば過去、アストロにスタークラフトと言われる同じくサードパーティによるコンバージョンモデルがあったのだが、それに近いと考えれば分かりやすいかもしれない。
『ドロップトップカスタムズ』は、創業46年のアメリカで最も古いコンバーチブルビルダーであり、ダッジの車両工場から直接『ドロップトップカスタムズ』に車両が送られ製作される。そして完成後にディーラーに戻されオーナーに渡るという。
▲ご覧ください。これこそがチャレンジャーコンバーチブルの魅力。非常に美しい。
▲幌は完全油圧式のパワートップであり、パッド入りルーフ、ヒーテッドガラスリアウインドー等を備え、快適性と遮音性及び遮熱性を実現しているという。
▲幌を畳んでオープンにしてもリアトランクが犠牲になることはない。
ちなみに2022年モデルから対応しており、当然2023年モデルのR/T、R/Tスキャットパック、SRTモデルに対応するというから、例えばヘルキャットのコンバーチブルが可能であり、R/TスキャットパックのMT車のコンバーチブルも可能になるということだ。
製作されるコンバーチブルであるが、幌は内部スペースを維持しながらボディの屈曲を減らす構造を備えた完全油圧式のパワートップであり、パッド入りルーフ、ヒーテッドガラスリアウインドー等を備え、快適性と遮音性及び遮熱性を実現しているという。
現行型チャレンジャーは2024年に幕を閉じると言われている。そしてじきに『ラストコール』と言われるファイナルエディションが登場する予定である(900hp越えのモデルの存在も)。
で、今回のコンバーチブルコンバージョンも、モデルエンディングに向けての第一幕であり、チャレンジャーファン待望の1台を実現した、ということである。
▲ヘルキャットのコンバーチブルが可能であり、R/TスキャットパックのMT車のコンバーチブルも可能というから選択肢が広がり、また違ったチャレンジャーの魅力を味わうことが可能だろう。
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES
35,530円
EXTERIOR
6DEGREES
8,151円
MAINTENANCE
6DEGREES
2,090円
MAINTENANCE
6DEGREES