更新日:2023.09.21
文/石山英次 写真/ステランティス
2006年にコンセプトカーが発表され、2008年にデビューしたダッジチャレンジャー。その後、数度のマイナーチェンジとバリエーション増を経て、2023年9月ついにその伝説の幕を閉じた。
すでにステランティスでは2024年モデルの発売が現地で始まっており、2023年いっぱいだったチャレンジャーの生産終了が確定。今後はEVマッスルカーに取って代わられる予定である。
とはいえ、本国にはチャレンジャーの新車在庫がまだまだ豊富にあるだろうからすぐに買えなくなることはないと思うかもしれない。が、それらが今後日本にやって来ることはほぼない。
まずは為替の問題。そして春先から変更が加わった日本の法規的な問題で新規登録をすることが難しくなっているから。
よって、今後チャレンジャーを購入する場合は、日本にある新車、もしくは中古車からセレクトすることが求められる。
それにしても、売れに売れまくった久しぶりのアメ車であった。デビュー当初の2008年から2013年頃までは「V6エンジン搭載モデル」が日本では一般的であったが、2014年、そしてマイナーチェンジが加えられた2015年あたりから「V8搭載モデル」の人気が一気に高まる。
加えて同年にデビューした707hpのヘルキャットから大爆発。それが2022年まで続いた感じであった。
筆者は様々なショップに取材に行っていたが、どのショップにおいても「近年、ここまで売れたアメ車はなかったよね」と口を揃える。
20年後くらいに多くの人が「あの時のチャレンジャーは良かった。カッコイイ。欲しい」と言っている姿が目に浮かぶ。
モデルライフ16年でその間に一度のマイナーチェンジを行い、そしてその途中に数々のパワーアップモデルを輩出し、伝説を作った新世代チャレンジャー。
そのデビューから終了までをまじかで見ることができて非常に貴重な時間が味わえた。ありがとうチャレンジャー!
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