更新日:2024.03.07
文/石山英次 写真/ステランティス
兼ねてからアメ車ワールドでは次期チャージャーにガソリンエンジンモデルがあるのではないか? と謳っていたが、まさしくその通りの結果になった。
次世代ダッジチャージャーのコンセプトモデルが発表されたのが約1年半前。その時点では「次期チャージャーは完全なる電気自動車になる」と発表されていた。
だが、最新モデルの発表が近づくにつれティーザー情報が出されていくたびにガソリンエンジンモデルの存在が囁かれ始め、ワールドプレミア直前にはその存在が確定的になった。
ということで新たに発表された次世代ダッジチャージャーのラインナップは以下の通り。
・ダッジチャージャー デイトナR/T ⇦EV
・ダッジチャージャー スキャットパック ⇦EV
・ダッジチャージャー シックスパックH.O. ⇦ガソリン
・ダッジチャージャー シックスパックS.O. ⇦ガソリン
ということで、EVとガソリンエンジンモデルを区別するのは「デイトナ(電気)」と「シックスパック(ガソリン)」であり、ボディデザインも若干だが変化が加えられているという。
くわえて、それぞれにAWDとRWDのドライブトレインが存在し、かつ2ドアと4ドアが存在するということだから、かなりの数のラインナップになるという。
なお現時点では「デイトナ」の情報のみが大きくクローズアップされているから、「シックスパック」の詳細はごく僅かな状況であるのはご了承いただきたい。
さて、同じプラットフォームに電気とガソリンモデルが存在するということになるが、このベースとなっているSTLA-Largeプラットフォームは、当初から電気とガソリンの両方に対応するよう設計されていたということであり、搭載エンジンも直4やハイブリッド、直6ツインターボと様々なエンジンとの組み合わせが実験され、最終的な判断として直6ツインターボとなったという。
余談であるが、V8エンジンは端から検討されず、ハイブリッドモデルの追加も予定されていなという。
ちなみにシックスパックは、これまでのチャレンジャー&チャージャーよりも20%ボディ剛性が上がっているという。
さて搭載される3リッター直6ツインターボエンジンであるが、ハリケーンエンジンとも呼ばれ、現在グランドワゴニアやラムに搭載されているものである。
が、チャージャーシックスパックにおいては、シックスパックH.O.で550hp、シックスパックS.O.で420hpを発生させるという。そしてそれを8速ATと組み合わせる。駆動方式はAWDのみ。
シックスパックにおいては、まずは2ドアモデルのみが先行で発売され、4ドアモデルはシックスパックS.O.のみにおいてセレクト可能になるという。
で、発売であるが、まずは2024年モデルとしてEVモデルが発売されるという。そして2025年モデルとしてシックスパックの登場が予定されているから、ガソリンエンジンモデルを実際に拝めるのは今年後半から来年初頭にかけてということになるだろう。
ということで、次世代チャージャーにはガソリンエンジン搭載モデルが奇跡的にも存在するという第一報である。
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