REGULAR ARTICLES

[連載]

時代が変わっても色褪せない4thカマロの定番スタイル

シボレー カマロ Z28

CHEVROLET CAMARO Z28

ルックスと性能の両方を追い求めることが、4thカマロの正しいカスタムプランなのである。

更新日:2009.12.04

文/編集部 写真/編集部

取材協力/ウエストクラブ  TEL 053-427-0808 [ホームページ]

速さだけでもダメだがルックスだけでもダメ

 正直言って、「どノーマル」の4thカマロはあまり格好いいクルマとは思わない。あくまでも筆者の主観になるのだが、4thカマロのデザイン的な完成度は、歴代のカマロの中でも最低だと思う。
 しかし、4thカマロはエアロパーツを装着したり、車高を下げたり、ホイールのインチアップをしたりすることによって、外観のイメージを大きく変えることができる。これは同じカマロでも4thカマロ以前のモデルには見られない大きなポイントであり、逆に言えば、それこそが4thカマロが多くの人を魅了する原因の一つとなっていると思う。4thカマロというのは、例えて言えば「けっして生まれつきの美人ではないけれど、化粧をしてドレスアップすることでメッチャいい女に変身する」といった感じのクルマなのである。
  ここで紹介しているカマロは、4thカマロにエアロパーツを装着するという文化を最初に日本に持ち込んだ、ウエストクラブが製作したクルマである。「速くて低くてカッコイイ!」を合い言葉に、数々のドレスアップ&チューンドカマロを製作してきたウエストクラブの作品だけあって、このカマロはルックスと走行性能が高次元でバランスされたクルマに仕上がっている。
 ウイングスウエストのフルエアロキット&コマンドスタイルウイングと17インチの5本スポークホイールでドレスアップされたエクステリアは、何年も昔にウエストクラブが完成させた4thカマロの定番スタイルであるが、デザイン的な完成度が高いだけに未だに古さを感じさせない。また、オリジナルの強化ダウンコイル&ビルシュタインショックと車高調キットで構成される足回りは、単純に低さを求めた結果ではなく、サーキット走行を中心とするテスト走行で培った経験と技術をバックボーンにしてセッティングされており、本気のスポーツ走行にも十分に応えるだけの性能を秘めている。
 ルックスが良くても速く走れなければスポーツカーに乗る意味はない。逆に走行性能ばかりを重視したチューニングを施すのであれば、わざわざアメ車をチョイスする意味がない。ルックスと性能の両方を求めるのが、4thカマロの正しいカスタムの方向性なのである。

エンジン本体は完全なノーマル。マスターシリンダーストッパー付きのアドバンスオート製タワーバーを装着している。

ウエストクラブの車検対応マフラーは、ルックスと性能のバランスが取れたベストセラー商品だが、とくに「音」がいいのがポイント。

Vexオリジナル17インチホイールはUS ENKEi製で前後とも9.5J。軽さ&強度とも申し分ない。タイヤサイズはフロントが245/45ZR17、リアが275/40ZR17。

あんまりやりすぎるのも良くはない…

 実は前期型の4thカマロは、筆者も愛車として2台乗り継いでいる。かなり思い入れのあるアメ車である。
 カマロに乗っていた頃の筆者は、取材で日本中を飛び回っていたので、2台合わせると楽に10万kmは走っている。仕事が仕事だけに、ドレスアップやチューニングも一通り経験した。思いつくまま、勧められるままに、アレコレとイジりたおして記事を書いていた。で、最後にたどり着いた結論が「カマロはやり過ぎない方がいいかな?」だった(笑)。
 カマロというクルマは、イジればどんどん格好良くなるし速くもなるのだが、あんまりやり過ぎると乗り難くなってしまうのだ。でまあ、乗り難くなったクルマというのは、どうしても乗る機会がだんだんと少なくなっていく。せっかく仕上げたカマロがあるくせに、オンボロの足クルマに乗る機会が増えていくのだ。
 とまあ、そんなわけで、カマロに乗っていた当時よりも少し分別がつくよになった現在では、ここで紹介しているくらいの仕様が最もバランスがいいよなぁー…とか思うわけです(笑)

アドバンスオート製カーボンフードを装着することで、フロントの軽量化を図っている。

カーボンタイプのコマンドスタイルウイングがリアビューを引き締める。

インパネ周辺は基本的にノーマル。カマロのノーマルステアリングは操作性が良好なので社外品に交換する必要は少ない。

シートは普段はノーマルだが、ジムカーナやサーキット走行などのスポーツ走行時にはバケットシートに交換する。

派手なユーロテールではなくUSテールをチョイスしているところもコダワリのポイントと言えるだろう。

RELATED

[関連記事]

1972 シボレーサバーバン

SPECIAL ARTICLES

1967 シボレーカマロ

SPECIAL ARTICLES

1971 シボレーノバ

TEST RIDE

BUBU / ミツオカ

1999 シボレータホ

TEST RIDE

ジャパンレーストラックトレンズ

2015 シボレーカマロ LTRS

TEST RIDE

BUBU / ミツオカ

SHOP

[同店舗記事]

2018 シボレータホ

TEST RIDE

ウエストクラブ

ジープ チェロキー (JEEP CHEROKEE)

REGULAR ARTICLES

ウエストクラブ

シボレートレイルブレイザー (CHEVROLET TrailBlazer)

REGULAR ARTICLES

ウエストクラブ

シボレーコルベット C6 (CHEVROLET CORVETTE)

REGULAR ARTICLES

ウエストクラブ

ARCHIVES

[アーカイブス]

ARCHIVES

[アーカイブス]

ダッジ デュランゴ R/T

REGULAR ARTICLES

ジャパンレーストラックトレンズ

フォードマスタング V6 (FORD MUSTANG)

REGULAR ARTICLES

ガレージダイバン

TOKYO AUTO SALON 2011

REGULAR ARTICLES

オートサロン事務局

NEWS & INFORMATION

[ニュース&お知らせ]

TEST RIDE

[試乗記]

SPECIAL ARTICLES

[特集]

CAR

[新着アメ車]

シボレーコルベットクーペ
シボレーコルベットクーペ

378万円

年式:1981年

走行距離:

ガレージダイバン

リンカーンタウンカーシグネチャーL
リンカーンタウンカーシグネチャーL

498万円

年式:2005年

走行距離:85,407km

ガレージダイバン

ダッジチャージャー
ダッジチャージャー

368万円

年式:2017年

走行距離:53,832km

ガレージダイバン

シボレーHHRLT
シボレーHHRLT

158万円

年式:2011年

走行距離:39,672km

ガレージダイバン

PARTS

[新着パーツ]

XADO リヴァイタリザント EX120 あらゆる種類の燃料装置と燃料噴射システム用
XADO リヴァイタリザント EX120 あらゆる種類の燃料装置と燃料噴射システム用

3,300

OTHERS

ウエストクラブインターナショナル

ХАDО® リヴァイタリザントEX120 パワーステアリング ブースターと油圧機器用
ХАDО® リヴァイタリザントEX120 パワーステアリング ブースターと油圧機器用

3,300

OTHERS

ウエストクラブインターナショナル

ХАDО® リヴァイタリザント EX120 ディーゼルエンジン用
ХАDО® リヴァイタリザント EX120 ディーゼルエンジン用

3,300

OTHERS

ウエストクラブインターナショナル

XADO リヴァイタリザント EX120 ギアボックス・トランスファーケース・ディファレンシャル用
XADO リヴァイタリザント EX120 ギアボックス・トランスファーケース・ディファレンシャル用

3,300

OTHERS

ウエストクラブインターナショナル

スーパフォーマンス・ジャパン公式HP有限会社 スペース YOKOHAMA

CAR

[新着アメ車]

シボレーコルベットクーペ
シボレーコルベットクーペ

378万円
支払総額415万円

年式:1981年

走行距離:

ガレージダイバン

リンカーンタウンカーシグネチャーL
リンカーンタウンカーシグネチャーL

498万円
支払総額527万円

年式:2005年

走行距離:85,407km

ガレージダイバン

PARTS

[新着パーツ]

XADO リヴァイタリザント EX120 あらゆる種類の燃料装置と燃料噴射システム用
XADO リヴァイタリザント EX120 あらゆる種類の燃料装置と燃料噴射システム用

3,300

OTHERS

ウエストクラブインターナショナル

ХАDО® リヴァイタリザントEX120 パワーステアリング ブースターと油圧機器用
ХАDО® リヴァイタリザントEX120 パワーステアリング ブースターと油圧機器用

3,300

OTHERS

ウエストクラブインターナショナル

スーパフォーマンス・ジャパン公式HP有限会社 スペース YOKOHAMA

ページトップ