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直6エンジンを搭載した歴史に残るミディアムSUV

シボレートレイルブレイザー (CHEVROLET TrailBlazer)

13年前の個体だから、まだまだ十分に楽しめる余力が残っている

今回紹介する中古車は、4.2リッター直6を搭載した2004年型トレイルブレイザーLT。走行約6万8000kmで、車輛本体価格80万円という個体である(コミコミ105万円以内で収まる)。

更新日:2017.07.13

文/編集部 写真/編集部 / ウエストクラブ

取材協力/ウエストクラブ TEL 053-427-0808 [ホームページ] [詳細情報]

年30万円×5年間でトレイルブレイザーを楽しめ!

 アメ車屋さんにもいろいろあって、新車をバンバン売るショップもあれば、売れ筋だけを扱い小気味よく在庫を減らしているショップもある。一方でこだわり抜いた年代のある決まった車両を積極的に扱っているショップもあれば、その正反対に、車種関係なく手頃な値段で楽しめる様々なアメ車を販売しているショップもあるのである。

 今回取材したウエストクラブは、まさに一番後者で、メーカー年代問わず、お値打ち価格の面白いアメ車を販売しているショップである。良心的な目利きショップとも言えるのである。

 それが証拠に、弊社田中が足車を選ぶ時はほぼ間違いなく最初にウエストクラブに行くし、今まで彼が個人所有してきた愛車(アメ車、欧州車、日本車合わせて軽く20台以上)の半分近くがウエストクラブからの購入であるという事実からも、身をもって体感しているといえるのである(笑)

 そんなウエストクラブで試乗した今回の出物がトレイルブレイザー。ちょうど昨日も、別件取材で環七を葛西方面に下っていたら1台、黒いトレイルブレイザーが走っていたのを見かけたが、今見ても「意外に古臭く見えないな」というのが素直な感想だった。なので、取材車のように20インチホイールを履いた個体ならなおのことイカして見えたことだろう。

 ということで、今回紹介する中古車は、4.2リッター直6を搭載した2004年型トレイルブレイザーLT。走行約6万8000kmで、車輛本体価格80万円という個体である(コミコミ105万円以内で収まる)。

搭載される4.2リッターの直列6気筒DOHCエンジンは、レギュラーガソリン仕様で、最高出力279ps/6000rpm、最大トルク38.0kg-m/3600rpmを発生させる。

 初代トレイルブレイザーが2001年にデビューしてからすでに16年。この間アメ車を取り巻く状況は大きく変化した。アメリカンSUV=V8という図式は崩れ、各社とも高性能なV6や直4+ターボといった新時代のエンジンを続々と投入。ボディもピックアップベースのボディオンフレームからモノコックへと主流が移ってきた。

 だがそこには、カッコ良さや快適性向上、そして燃費向上といった利点が十分にあるにせよ、「アメ車らしさはあるのか?」と問えば、正直答えに窮する。記した利点がすべて「らしさ」を殺して成り立っているからである。

 だからたまに、ちょっと古めのアメ車に乗った時に懐かしさとともに安堵感を感じる自分がいる。ドタバタしながらも力で突っ走るアメ車らしさが味わえるからである。
 
 今回試乗したトレイルブレイザーは、搭載エンジンに直6を搭載した初めてのアメリカンSUVだった。それでもボディ骨格の頑強さやハンドルの遊び的な、現代では嫌われる要素が、じつにアメ車らしく感じさせ、それでいてシッカリ作られている各部のクオリティも感じられるし、何よりデザインが当時のシボレー最先端SUVとしての風格を感じさせるからこそ、積極的に乗っても面白いんじゃないかと思うのである。

デビュー当時はそれでも十分に大きく感じ他車体が今となってはかなり普通に見えるし、実際に乗っても車体やエンジンから感じるらしさは、現在の状態でも感じることが可能。懐かしいし、楽しい。

 くわえて2004年型ということで、13年前の車両であり車両自体にまだまだ余力が残っている。しかもコミコミ105万円以内で収まるというのであれば、「車両代+メンテナンス費用」を考慮して「予算150万円で5年乗る」という前提で考えれば、年間30万円で5年間トレイルブレイザーに乗って楽しむことができるわけで、十分に元がとれるのではないだろうか。

 アメ車らしさとシボレーらしさ、それにフルサイズでは得られない扱いやすさと軽快感、さらには直6エンジンというトレイルブレイザーだけのレアさに浸れるアメリカンSUV。

 初めてのアメ車としても、いきなり90年代に行かずとも、この2000年代くらいから始めるのもちょうどいいのかもしれないと思うのである。

決して豪華ではないし、洗練されてもいないが、でも当時のシボレーSUVのなかでは「だいぶ乗用車的になった」と評価されていたインテリア。使用感がほとんどないのが嬉しい。

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