フルサイズバンはパッセンジャーカーとしても最高のクルマだが、やはり本来の使用目的はカーゴバンであり、荷物の輸送に適したクルマである。
当然ながらアメリカではアメ車のコマーシャルバンがたくさん走っているが、日本ではやはりハイエースなどの日本車が主流で、アメ車のフルサイズバンをコマーシャルバンとして使用しているところはまずない。ところが、シボレー・エクスプレスをまさにその名前の通りエクスプレス(至急運送便)として使っている企業があったのである。
このエクスプレスを所有しているのは大阪に本社を構えるオー・エヌ・オー・バンテックという運送会社だ。航空貨物や精密機械輸送を主な業務とし、名古屋、京都、神奈川などにも支社を持っている。
このエクスプレスは普段、緊急品の配送や出張などに使用しており、同社の社長の名前から「徳」の字をとって「109EXPRESS」と命名したという。
しかもこのクルマ、ただのコマーシャルバンではない。足回りにはブラッククローム加工したアメリカンレーシングの20インチを履き、ブレーキもAPロッキードの6ポットに14インチのクロスドリルローターで強化。車高も2インチほど下げられて非常にスタイリッシュなカスタムが施されている。これで街中を走れば注目度は抜群だろうし、企業PRとしても役立つ最高の1台だろう。
ベースとなったのは06年型エクスプレス1500のカーゴバン。カーゴスペースは床にシートを敷いただけで、ボディやリアエアコンはむき出しのままだ。
しかし、セカンドシートだけは電動スライド&リクライニングのベンチシートを設置しており、長距離の輸送のときには休息が取れるよう配慮されている。
また、リアウインドーのないカーゴバンならではの死角を考慮して、右ドアミラーの下にカメラを設置。モニターはまるでドアミラーを見ているかのような位置に取り付けてある。
外装を見てみると、シンプルながらもスタイリッシュなカスタムでまとめられている。車高は全体を2インチほどダウンさせ、足回りにはブラッククローム加工を施したアメリカンレーシングの20インチホイールを装着している。
運送時は車両重量がアップすることを考慮してブレーキも強化。フロントにAPロッキードの6ポッドキャリパーと14インチのクロスドリルローターを装着している。足回りも強化され、フロントショックにカヤバのモノマックス、リアには強化スタビライザーが入っている。
シンプルなインテリアには、ナビが装着されている。日本中を走るために必要不可欠な装備だ。
リアウインドーのないカーゴバンならではの死角を考慮して、右ドアミラーの下にカメラを設置。モニターはまるでドアミラーを見ているかのような位置に取り付けてある。
セカンドシートだけは電動スライド&リクライニングのベンチシートを設置しており、長距離の輸送のときには休息が取れるよう配慮されている。
19,404円
PERFORMANCE
6DEGREES
19,998円
PERFORMANCE
6DEGREES
3,480円
MAINTENANCE
GDファクトリー千葉店
48,070円
EXTERIOR
6DEGREES