8月2日、3日に岡山国際サーキットで開催された『スーパーカーレースシリーズ』Rd.10のペースカーとして、『ヘネシーパフォーマンスジャパン』の3台のデモカーが採用された。
スーパーカーレースシリーズというのは、2014年から開催されている日本モータースポーツ界の新たなカテゴリーであり、FIA-GT3規定の車両を使用するカテゴリー1と、ポルシェやフェラーリ、ランボルギーニなどのカップカーが参加出来るカテゴリー2との2クラス構成で開催されている。
FIA-GT3規定の車両は、もともとは『ジェントルマン(クラブマン)レース』で使用する事を想定して開発された車両であり、ヨーロッパを中心に世界各国で使用されているが、日本ではまだまだマイナーな存在。初年度となる今年、茂木、富士、菅生、岡山と全10戦を行ったスーパーカーレースシリーズも、一般的にはその存在はまだほとんど知られていないのが現状である。
今回、スーパーカーレースシリーズとは直接的な関係のないヘネシーパフォーマンスジャパンの車両がペースカーを行ったのは、「他ジャンルのカーマニアや専門店にもレースの存在を知ってもらいたい。様々な団体とコラボレーションする事で、少しでもレースをPRしたい」というレース主催者の要望を、ヘネシーパフォーマンスジャパンの関係者が快諾した結果だが、「日本のレース関係者や欧州のスーパーカーファンに、アメリカンスポーツカーの素晴らしさを知ってもらう」という意味では、アメ車業界にとっても有意義な異文化交流だったのではないかと思う。
ところで、スーパーカーレースシリーズとヘネシーパフォーマンスジャパンのコラボレーション企画は来年も継続される可能性が高いとのこと。来年度のレース日程は現時点では未定だが、富士スピードウェイでの開催時に大掛かりなイベントを企画するプロジェクトが動き出しており、このイベントにはアメ車ワールド編集部も協力する予定なので、続報をお楽しみに!
>>ヘネシーパフォーマンス フォードGT700
>>ヘネシーパフォーマンスC7コルベット HPE500
>>ヘネシーパフォーマンスC6コルベット Z06 HPE550
フォードGT700の最高出力は700hp(取材車両の実測は717ps)。0‐60mphが3.2秒、1/4マイルが11.3秒、最高速344km/hという実力を誇る。
現行C7コルベットZ51をベースに制作されるHPE500は、その名の通りノーマルのスペックからプラス47hpの500hpを発揮する。
7リッターLS7ユニットを搭載するC6コルベットのZ06をベースに制作されるHPE550は、ノーマル比プラス46hpの550hpがカタログスペックとなる。しかし、この車両はナッツモーターカンパニーの手で独自のチューニングが施されており、最高出力は600hp近いとのこと。
FIA-GT3規定の車両は、もともとは『ジェントルマン(クラブマン)レース』で使用する事を想定して開発された車両であり、ヨーロッパを中心に世界各国で使用されているが、日本ではまだまだマイナーな存在。ただ、細かいレギュレーションなどに関係なく、ポルシェやフェラーリといった高額なスーパーカーがサーキットを全開で走るのを見るのは、アメ車ファンであっても面白い。
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