C1に対するフォードの回答がサンダーバード
初代サンダーバードを語るには、必ずや当時ライバルとされたC1コルベットの名を出さなければならない。戦後、アメリカで一大ブームとなった欧州製スポーツカーに対抗して、GMは1953年にシボレーコルベット、通称C1を発売したが、そのC1に対するフォードの回答がサンダーバードだった。
1955年、C1より2年遅れて登場した、スタイリッシュな2ドアロードスターボディにV8エンジンを搭載したそれは、直6エンジンを搭載していたC1に対する明らかなアドバンテージだった。
この初代サンダーバードが造られたのは1955年から57年のわずか3年間だったが、それでも歴史に名を残すほどの、抜群の知名度がある。だからこそ後に、フォード自身がこのモデルのリバイバル車を登場させたのだろう。
搭載されたエンジンは、292cuinV8、さらには312cuinV8、そして超レアな312cuinスーパーチャージャー。どれも当時としてはパワフルなエンジンであり、312cuinスーパーチャージャーは当時のモータースポーツにも使用されたほどだった。
1955年、C1より2年遅れて登場した、スタイリッシュな2ドアロードスターボディにV8エンジンを搭載したそれは、直6エンジンを搭載していたC1に対する明らかなアドバンテージだった。
この初代サンダーバードが造られたのは1955年から57年のわずか3年間だったが、それでも歴史に名を残すほどの、抜群の知名度がある。だからこそ後に、フォード自身がこのモデルのリバイバル車を登場させたのだろう。
搭載されたエンジンは、292cuinV8、さらには312cuinV8、そして超レアな312cuinスーパーチャージャー。どれも当時としてはパワフルなエンジンであり、312cuinスーパーチャージャーは当時のモータースポーツにも使用されたほどだった。
