アメ車の中でも個性溢れる存在を特に重視するというBCD。今回チョイスしたコルベットZ06やカマロZL1といったマシンは、日本では話題には登るものの販売車両としてはあまり目にすることがない。
特にカマロZL1に関して言えば、BCDではこれまでに10台程度の車両を日本に持ち込んでいるというが、BCD以外で見ることはほとんどない。
BCD高橋氏によれば、「今現在のスポーツカー&マッスルカーの販売率では7:3くらいの割合でチャレンジャー、マスタングが占めますかね」という(チャレンジャーが7)。「このZL1の登場で、カマロの占める割合が一気に増える可能性もあったのですが…、なかなか現地にも良い出物がないのです」という。
現状、上記国内にはこのブラックのZL1が一台在庫としてあるのみ。BCDですらその程度の数しか入手できないのだ。ZL1のみならず、1LEですら良質な個体がなかなか出ないというからZL1は日本では超貴重な車両である。
ちなみに、ベースのカマロについてだが、2018年から毎年ディーラー車に試乗しているが、これまた素晴らしく良かったことを付け加えておこう。正直、走りのパフォーマンスだけで言えば、チャレンジャーよりもワンランク確実に上であるし、それをベースにZL1が作られているのだから良くて当たり前なのだ。
話を戻すが、BCDは日本人的な、日本人の好むような車両、たとえば程度、距離、内装のコンディションetc、を重視することによって、コンディション良好の個体を直輸入している。
だが、上記のようなパフォーマンスモデルになると、そういった枠内に収まるような車両が本国にすらあまりない。逆に言えば、たとえば7、8万キロ以上走行した車両ならタマ数も見つかるかもしれないが、あえてそうした車両を持ち込まないことがBCDの特徴であるから、結果的に数が絞られる。
そういう意味では、今BCD内にあるZ06やZL1は非常に状態の良い個体と言っていい(実際に取材している)。
くわえて、GM系の車両の場合、BUBUの系列にはGMディーラーの存在が身近にあるだけに、整備情報やリコール等の情報共有も可能になり、それが車両を維持する上で大いに役立つことも付け加えておく。
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